勝手に週刊連載TL「俺の本棚」、第152回。
今回はこれ。
高田崇史さんの「カンナ」シリーズより「飛鳥の光臨」。
裏書きはこんな感じ。
伊賀忍者の末裔である鴨志田甲斐は、出加茂神社の跡取りとして気楽に暮らしていた。が、日本史を根幹から揺るがしかねない社伝を盗まれた上、兄と慕っていた諒司が失踪。さらに不可解な密室殺人事件にも巻き込まれ、現役東大生巫女の貴湖とともに事件の真相を追う。
知られざる真実に震撼する歴史アドベンチャー開幕!!
「QED」シリーズともちょっとだけリンクしてるシリーズ。
軸にあるのはズバリ、「聖徳太子」。
日本史上の超有名人ながら、最近では実在すら怪しいという説がどんどん強くなっていると。
いや、正確に言うとそれは個人を指すものではないのではないか、という事らしいけど。
主人公の甲斐は忍者の末裔とは言え、最初はひたすらにヘッポコ。
シリーズが進むにつれて、どんどんその秘めた才能が開花するのも見所の一つかな。
ちなみに、この作品の中に登場する「社伝」みたいなものが実在するとしたら…
なかなかに凄い事になります。
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