はいからさんが通る　後編　感想

見てきました。
大正時代を昭和時代に描いた漫画を平成時代にアニメ映画化……絵は完全に今のアニメだね。
自分はテレビアニメも実写版も見ているが、ストーリーは忘却の彼方だったので新鮮にはらはらしながら見られた。
いくつか時代考証でつっこみどころがあったけど、それは分かっているけれど仕方なくなんだと思う。
例えば文字が写されるシーンの漢字とか仮名遣いとか、本当の大正時代のままにしたら現代の人は読めない可能性もあるからね。
そして最後の方の、ストーリーの展開に大きくかかわる某有名大事件（ネタばれになるから事件名は書かない）の描写も、実写版ではすごくちゃちだったのに、今回の作品ではリアルにすごい迫力で描かれてた。
まあ、実写版の時代ではまだCG技術も発達してなかったし、今回の作品のような描写はどんなに大特撮しても無理だっただろうとは思うけど。
とにかく、なんだかかんだではらはらドキドキで、そして愛について考えさせられて胸が苦しくもなったし、すごくいい作品だと思う。