朝から 先だって大風で倒れたヒバの木の伐採作業 最初はノコギリを使っていたが なにせ大木 電鋸に切り替えた そこへ蜂屋さんがやってきて切った枝を運んでくれた 何も言わず手伝っていく 常識があるねえ 午前中で1/3ほど伐採 あとはチェーンソーを使うか パワーがあるが 音がでかい 間違うと腕一本無くなる 電鋸でいいか
今宵の音楽は Disc40-41 ヴェルディ:歌劇『ルイーザ・ミラー』全曲
アンナ・モッフォ(ルイーザ)
カルロ・ベルゴンツィ(ルドルフォ)
コーネル・マックニール(ミラー)
シャーリー・ヴァーレット(フェデリカ)
ジョルジョ・トッツィ(ヴァルター伯爵)
エツィオ・フラジェッロ(ヴルム) 他
RCAイタリア・オペラ管弦楽団&合唱団
ファウスト・クレーヴァ(指揮)
録音:1964年 ローマ 悲劇だが 毒を飲んで死ぬあたり この辺はわかりやすいが 全般的に平坦なオペラとも言える しかしワンパターンと言えなくもない アンナ・モッホの声が若い 当たり前か
さてと 今日は重陽の節句(旧暦)
旧暦で云ふところ
の九月九日 菊の節句と呼ばれる 江戸時代は 五節句中でも最も公的な性格の強い節句であったが 現在は廃れた感がある 我が家の夕飯に 母が食用菊を摘んで ゴマ汚しを作った 青菜も入っている みんな無農薬だ つくづく思う 秋だね 菊の天ぷらも美味しい 煮浸しもいいね 他 サンマを一尾買ってきて半分 それに豆腐のステーキ 昨日買った硬い豆腐を焼いてみた 実に素朴な料理だ 双方ともポン酢でいただく それにすだちを振りかけた ご飯味噌汁 ご飯はしょうがご飯 炊き込みでなく 混ぜご飯 それにけんちん汁 今年2度目のけんちん汁 芋がうまい 種芋一つ200円の里芋 流石に美味しい
ショパンの死
1849年10月17日 作曲家でありかつpianistであったF・ショパンが死んだ 晩年の彼は肺の病気で苦しんだようだ 口もきけぬ有様であったようで 筆記で意思の疎通を図ったと本にあるのを思い出した ショパン最後の言葉
地球が私を窒息させそうだ 生き埋めにされるのはいやだから 解剖してから葬ってくれ」 遺言どうりに解剖に付されて心臓だけ祖国ポーランドに葬られた ここからまた一難 恋人ジョルジュ・サンドの義理の息子が ショパンが亡くなるとデスマスクを取っていった その死に顔を見てF・リストは 「生前の苦しげな表情が消えて 安らかで若々しい顔つきになった」と言ったらしい 心臓は祖国に埋葬されたが パリで亡くなった彼は 13日間花束に包まれたまま放置された ショパンは死ぬ前に 自分の葬儀にあたっては モーツアルトの「鎮魂歌」を演奏するように残したが 当時の教会はまだ男女差別が普通にあって 女声合唱団は教会で歌うことができなかった なかなか葬儀ができない これが理由 差別は如何なる時代にも存在しているようだ 女声差別は今始まったことではない
ログインしてコメントを確認・投稿する