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2018年10月17日01:07

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【第43期 囲碁 名人戦七番勝負第5局】

■名人、AIも読めない渾身の一手 挑戦者も勝負手で返す
(朝日新聞デジタル - 10月16日 21:08)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5334184

囲碁の井山裕太6冠(29)=棋聖、名人、本因坊、王座、天元、十段=に、張栩九段(38)が挑戦する第43期名人戦7番勝負第5局が15日から甲府市で打たれ、16日、白番の張が284手で9目半勝ちし、2勝3敗とした。
第6局は22、23日に静岡県熱海市で打たれる。

● 張九段、1回目のカド番を凌ぐ ○
https://www.nihonkiin.or.jp/match_news/match_result/2435.html

今期も後半戦へ突入した本局、黒番の井山名人が2連星に対して白番の張九段も2連星でスタート。
黒は左下へケイマに掛かって、白は右上へケイマに掛かった。
黒は左上へケイマに掛かって、白は右下へケイマに掛かった。
黒が左下へケイマに両掛かりして白は一間へツケた。
マネ碁は、ここで終了となる。
ツケノビ定石で進んでいく。
黒は下辺へ開き、白はケイマに打って実利確保。
下辺の開きは右下の挟みを兼ねた手で、白は三々へ入って行った。
黒の下辺の模様が拡大した。
黒は左上へ両掛かりした後に三々へ打ったが、厚みを築く方針を採った。
白は右上の三々へ入っていく。
黒は上辺の模様が拡大した。
黒が18の六へ打ち、意外な所から戦いが始まった。
白の隅の実利は確定したが、黒は右辺への拡大を阻止。
白は左上の残石を動き出して戦いを起こしていく。
上辺を荒らしてポイントを挙げた。
下辺の黒模様が更に拡大して来たので、白は荒らしに行った。
隅は大半が白地となり、中央の行方が勝負を決める展開になった。
黒模様を荒らしに行った石同士の連絡を目指す。
右辺でコウが発生して、局面が動き出す。
コウは黒が勝利し、白は左上の実利が拡大した。
ここまでは、比較的穏やかな展開であったが、黒が10の八へ切った辺りから段々と険しい局面へ入って行った。
左辺でコウとなり、今度は白がコウに勝利したが、局面は完全に収拾つかなくなり、大きな振り換わりが避けられなくなって、大混乱となった。
お互いの大石が死んでしまう超難解な展開は、作って白の盤面3目で終局となった。
何処かに黒の誤算が有った様だ。

これで、張九段は2勝目。
差が一つに縮まり、シリーズは盛り上がって来た!

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