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2018年10月15日19:55

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無言歌は続く

 母と二人で鍼治療 今日は若い女性が鍼を打ってくれた 母が この人上手だよ と言っていたが 確かにうまい ツボを抑えるのが上手だ 帰り際 母が熱っぽい かかりつけ医に連れて言って と云ふので連れてゆき私は柿売りへ 病院は向かい側 昼頃出てくるだろうと思ったら 一時間ほどで出て来た 普通に農作業して問題なし と言われたとのこと 最近したし知人や親戚が亡くなったので気落ちしていたのだろうを憶測 歩いて自宅へ帰って行った

 今宵の音楽は Disc36-37 R.シュトラウス:『サロメ』全曲

 モンセラート・カバリエ(ソプラノ)
 シェリル・ミルンズ(バリトン)
 リチャード・ルイス(テノール)
 レジーナ・レズニック(メゾ・ソプラノ)
 ジェイムズ・キング(テノール)
 ユリア・ハマリ(アルト) 他
 ロンドン交響楽団
 エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)

 録音:1968年 ロンドン 原作は オスカー・ワイルドの戯曲『サロメ』(新約聖書マタイ伝14章、マルコ伝6章より) 岩波文庫にオスカー・ワイルドの「サロメ」がある 是非読むことをお勧めする オペラを読む といふ経験もよきかな 死刑執行人がヨハナーンの首を落としに向かう時の チェロの異様な響き さらに ヨカナーンの首がサロメに届けられた時のサロメの恍惚とした表情と銀の皿の上に載ったヨハナーンの首を持ち「私はヨハナーンに接吻をした」というシーンは異様であり おぞましく鮮烈だ ヨナハーンは普通ヨハネである

 昨日からふと永井荷風の「濹東綺譚」を読み始めたら 面白くて止まらん 何十年ぶりの再読か 同時に新田次郎の「永遠のためいき」 若い頃相当読んだようでボロボロだ それにしても素敵な題名だ
 
 明後日17日は旧の九月九日 重陽の節句である この日に酒を飲むと病気にかからないと言われている またこの日から酒を 温めて飲むと云ふ 私はすでに温めて飲んでいる 熱燗ではない お猪口に半分ほど酒を入れて 半分お湯を加えて飲む ある意味飲みやすい温度となる 熱燗とぬる燗の中間と云ふところか ちなみにこの温度を上燗と称する よく行く酒屋で こんな飲み方をして美味しいですか つまり酒を薄めて飲むこと と問われることがよくあるが 慣れればうまいものだ 違う郊外の酒店では 体にいい飲み方ですね と言われた なるほど 物は言いようだ 私は猫舌だが 酒は温かいものを飲む しかし 夏の間は単に水を加えて飲んでいる ちょっと氷水にして ふた月弱かな あとはほぼ暖かい日本酒だ ちなみにビールもしかり 夏は冷えているが今は温めている お湯の中でしばし ぬる燗程度のビール これも慣れれば美味しい この時期冷えたビールはお手上げだ そういえば 私の常宿では ビールはちゃんと常温のビールが出てくる 

 消費税が上がるそうだ もともと上がる予定だったのが先延ばしされていただけに過ぎない 自民党は 支持率や世論などに迎合しない政策を掲げ 行くに小径に由らない高潔な態度が必要だ 戦争をしない選択が人類には必要だが 自衛隊を憲法に明記する というのはそれに逆行するものではなかろうか 疑心暗鬼を生ぜねばいいけれど



 
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