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2018年10月10日19:37

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無言歌は続く

 朝から採蜜 二箱 一つはあまり蜜がなかったようだ 私は柿ばたけへ 柿取りをしている最中に客が来る 数人のお客さんがいるとき ここ幾年か買いに来る方が ここの柿を食べたら他の柿は食べられない と言ってくれたが 嬉しいに違いないが隔靴掻痒である 午前中北海道10キロ二箱の注文を受ける

 今宵の音楽は Disc31
 プッチーニ:『三部作』全曲 一枚め
 歌劇『外套』全曲
 レナータ・スコット(ソプラノ)
 プラシド・ドミンゴ(テノール)
 イングヴァール・ヴィクセル(バリトン)
 ジリアン・ナイト(メゾ・ソプラノ) ヴェリズモ風の陰惨な悲劇「外套」 血なまぐさい雰囲気が感じられる演奏だ むごたらしいほど冷酷な悲劇だ

 そして二枚目は Disc32  歌劇『修道女アンジェリカ』全曲
 レナータ・スコット(ソプラノ)
 マリリン・ホーン(メゾ・ソプラノ)
 イレアナ・コトルバス(ソプラノ)
 アンブロジアン・オペラ・コーラス
 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 ロリン・マゼール(指揮)  宗教的世界の中で自分の特殊な境遇に苦しむ修道女を描いた「修道女アンジェリカ」 歌手陣がすべて女性で占められていることで一掃の神秘性を醸し出している作品だ 録音:1976-1977年ロンドン  プッチーニは 物語や音楽の異なる三つの一幕ものの歌劇を一組として それぞれに対照的な効果を狙って書いたと云ふ 内容は当時のパリを舞台にした「外套」 尼修道院が舞台の神秘劇「修道女アンジェリカ」 最後は喜劇「ジャンに・スキッキ」 プッチーニは これらの「三部作」が一つになって常に同時に上演を望んでいて 現在ほぼ それぞれに上演されることが多いようだが 同時上演もあることはある 今日はヴェルディの生まれた日だが 聞いているのはプッチーニ

 一度に聞くには家庭では滅多にできるものではないので 今宵は二枚まで この後は旅行から帰って聞くとしよう 母とその妹を連れてのドライブ旅行 温泉に入ってのんびりだ 相変わらず富士吉田の旅館 帰りは秩父往還を通って帰路につく のんびりといいコースだ

 1964年の今日 オリンピック第18回東京大会 この日から15日間の開催 アジア地域最初の開催国であった 中でも「東洋の魔女」が バレーボール決勝で ソ連を下した時の国民の熱狂その極に達したと云ふ テレビの視聴率は80%野帳大台に乗せた しかしその上をいったものさえある

 私の好きな歌にこんなのがある

  待つと云ふ一つのことを教へられわれ髪しろき老に入るなり

 昭和の中程に亡くなった歌人だ 堀辰雄や芥川龍之介が 並々ならぬ敬慕を抱いて それぞれ彼女をモデルにした作品を書いているそうな 深みのある人生経験を彷彿できる秀歌である 
 
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