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2018年10月04日18:42

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「街道をゆく」シリーズ・・・

私は今年の春ごろから司馬遼太郎氏の「街道をゆく」シリーズを読んでいる・・

30代の後半ごろに図書館に在るものはひと通り読んでしまったのだが

二巡目を始めたサ〜

毎回図書館で本を借りてくるときは
6〜8冊ほど借りてくるのだがその中に2冊ずつ「街道をゆく」シリーズを入れてきた・・
27冊目まではほぼ通し番号で借りられたのだがその後が飛んでいて・・・
次は38・39・40巻となる
今は39巻の「ニューヨーク散歩」を読んでいるところで
今日は40巻目の台湾紀行を借りてきた
これを読んでしまうと二巡目を読破したことになる・・・

読み終えるとなると ちょっとさびしい・・・という気分だ

ジャンルで分けると紀行文ということになるのだろうか・・

史実を縦横に張り巡らせた文献としての価値があり、

氏の思いを語ったエッセイでもあると思う・・・

なんでもしっかり調べたうえで述べられている・・・

この一文を言い切るためには どれだけ調べられたのであろうか・・・

想像しただけで ため息が出る・・・

一行 一文が 深いのである・・・

このシリーズは百年経っても色褪せないし 歴史書としての価値があると思う。

それほどクオリティーが高いと思うのである・・・

これは ただのひとりの読書好きの個人的な見解に過ぎないのだが・・・

百年後・・二百年後の・・・の日本で
まだ色褪せずに読まれている小説なり、随筆なり、紀行文が在るとすれば・・・

池波正太郎氏と司馬遼太郎氏のふたりだろうなぁ・・・と私は思っている

司馬氏が大正12年、池波氏が大正13年生まれなのである

同時代に二人の歴史小説の巨星が出現し 輝き続けたことを

これは天の配剤なのだろうなぁ・・・と思うのである・・・





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