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2018年10月01日15:28

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ちょいと「口直し」が必要…?

今年の “TMF”(高崎音楽祭)に来てくれた、尚ちゃん率いる「寺井尚子 Quintet」の演奏の数々が素晴らしかったのは前回の日記に記したとおり。
なのだが、正直「後味が悪かった」に到ってしまったのも日記に記したとおりである。
ん〜。
何で「熱帯 Jazz 楽団」なんぞと一緒に Program されてしまったんだ…? 
’13年のように「寺井尚子 Quintet」だけで良いではないか !? 
そもそも「熱帯 Jazz 楽団」のどこが Jazz なんだよ…? 
Original 無し、安易な選曲を安易な Arrange で演奏するのはどうでもいい。
それが好きだという観客だけを相手にすれば良いのだ。
だがな、尚ちゃんと抱き合わせで「金を取る」という Program はどういう事だ? 
幼稚園児のお遊戯会に参加する Ticket を買った覚えは無いぞ! 
あれのどこが Jazz なんだよ? 
おかしいだろっ… !? 
とにかく、後味の悪い終わり方で「口直し」が必要な思いである。
 

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あぁ〜。
あの5年前の Live が懐かしいよ。
その ‘13年の “TMF” にて目玉だった “Jazz 4 Days” で、その最終日の 10/04 が「寺井尚子 Quintet」だった。
 

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しかも、たったの ¥3,000 で「寺井尚子 Quintet」を楽しめちゃうんだぜ !? 
この破格値を実現してみせた高崎市にはもう、感謝感謝だったよ。
 

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その会場は「高崎ビューホテル」の 3F にある「赤城の間」だった。
全席が「自由席」だったので、開場の 1.5h 前から並んでたっけ…? 
 

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並んでいたらば、尚ちゃんからはこんな Service もあったりして…。
イイね、イイねぇ〜。
尚ちゃん、ありがとねン! 
 
でも、尚ちゃんにしてみれば「心中穏やかではなかった?」と思う。
そう、それはもう過酷な状況だったよ。
その会場は 17:30 頃まで全く異なる Event(会議)で使われており、ソレが終わってから漸く Live の会場造りだったのだが、なんと遅延が発生してしまったのだ。
こういう時ほど、時刻の進み方は残酷だ。
楽器類の持ち込み、音合わせ、その何もかもに「時間が無さ過ぎる」という過密で過酷な Time Table だったのだ。
Staff からの「音合わせの時間が全然無いから新曲は無理…」などといったヒソヒソ話が漏れ伝わって来る。
そんな劣悪な環境であっても…? 
いや「だからこそ…」で、尚ちゃんの Stage が益々楽しみになってくる私だった。
何故ならば…? 
そう、彼女は奇跡を起こす人なのだから…。
Staff さん達が慌ただしく動く。
最低限の音合わせと Rehearsal を済ませる為、開場時刻になっても我々は会場に入れずという状況がしばらく続いた。
 

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定刻から遅れての開場だったが、我々は Stage の「真ん前」を Get it! 
イイね、イイねぇ〜。
そして、遅れること無く定刻どおりに開演となったのだから凄い! 
驚いたよ。
満足な Rehearsal も出来なかったのに、素晴らしい演奏で我々を楽しませてくれたのだから、本当に凄い! 
奇跡的だ。
感動したよ。
これぞ、一期一会の Live Stage だったよ! 
彼らこそ Professional だった! 
彼らこそ、本物の Artist だったよ! 
 
ん〜〜〜。
やっぱり「生」で聴く尚ちゃんはイイよねぇ〜。
それはもう激しく、でもって繊細…。
Back Member も素晴らしかった。
北島さんの Piano は絶好調! 
店網さんの Contrabass は超絶的! 
若き剛くんの Drums もお見事! 
 


“TMF” での Live 映像とは異なるが、Image としてはこの「YEBISU BAR の P.V.」のようなもの。
’03年の Album “anthem” の1曲目に収録されている「過ぎ去りし日々」だ。
ん〜。
これぞ、寺井尚子! …と思う私である。
その Back Member も…
 北島直樹(p)
 細野義彦(g)
 ジャンボ小野(b)
 中沢剛(dms) 
…と素晴らしい面々だ。
やっぱりね、北島さんの Piano はこうでねぇ〜と、なっ! 
Jazz Guitarist なのに、細野さんの Latin Guitar も「イイ味」ではないか。
高校卒業後に渡米し、私も大好きな Drumer のひとり Jeff Porcaro にも師事した経緯の持ち主でもある、剛くんの Drums もまたイイよねぇ〜。
そして、いつでもどこでも素晴らしい仕事っぷり、小野さんの巧みな Contrabass がとにかく素晴らしい。
これぞ、寺井尚子! …の世界である。
この P.V. も大好きで以前の日記にも Up しているが、何度も観ても飽きない私なのであった。
 

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YEBISU と言ったらば、これだよ、これ! 
 

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イイね、イイねぇ〜。
 

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では、いただきます。
 

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あぁ〜。
とびっきりの YEBISU を味わいながら「YEBISU BAR の P.V.」を楽しむ。
ん〜。
これでちょいと「口直し」になったかも…? 
 
‘13年の “TMF” も奇跡的だったけれど、’08年の東京ではもっと奇跡的だったのも以前の日記に記したとおり…。
もう「あの奇跡」から、私は彼女に魅了されっ放しなのである。
毎年、秋の東京で開催される Jazz の Big Event には、海外からも多くの Big Name が顔を揃える。
’08年の Richard Galliano 率いる "The Tangaria Quartet" も満を持しての来日だった。
だったのだが、Member の Violinist が急用で来日出来なくなってしまった…。
そう、緊急事態の発生だ! 
その打開策に、Richard Galliano からの強い要望で急遽、尚ちゃんがその代役を努める事に… !? 
彼女にしてみれば、寝耳に水の話である。
突然の招集、本番の直前まで Rehearsal を繰り返していたのは後に知ったのだが…。
やり馴れた自分の曲でもないのに、あの限られた短時間での Rehearsal だけで、良くぞここまで…? 
で、東京の夜に奇跡が起きたのだ。
  
著作権で YouTube からすぐに削除されてしまうので、現在は極度に画質を低下させた Video だけしか残っていないのだが…。
その奇跡の Live 映像は、何度も観ても飽きない私なのであった。
 


“Richard Galliano & The Tangaria Quartet” と寺井尚子による Stage の1曲目、”Tango Pour Claude” がこれだ。
Richard Galliano に笑顔を投げ掛けながらも激しく Step を踏みながら奏でる、彼女の Violin はどうだ !? 
代役どころか、これまで Concert Tour を同行していたかのように錯覚させられる。
本番直前まで Rehearsal を繰り返していたという裏話が嘘のような「息ぴったり」の演奏が素晴らしいではないか。
この日、“Richard Galliano & The Tangaria Quartet” の Stage は全10曲。
奇跡である。
どう考えても無理・無茶をやってみせた尚ちゃん。
そんな尚ちゃんと一心同体になった “Richard Galliano & The Tangaria Quartet” の素晴らしさ…。
彼らこそ Professional だ! 
彼らこそ、本物の Artist だ! 
これぞ、奇跡の Live Stage! 
この素晴らしい奇跡に、私は感動を覚えずにはいられない。
 

フォト

あぁ〜。
巨匠の名の YEBISU が美味い…。
ん〜。
これでちょいとは「口直し」にはなった、としておこう。
 
’13年の尚ちゃんも素晴らしかったけれど…。
’14年の「上原ひろみ The Trio Project」と「Baptiste Trotignon Trio」も素晴らしかった。
ひろみちゃんの前座を務めた若き Pianist “Baptiste Trotignon” も「やるなぁ〜お前!」だったぞ。
最後には、あの “Led Zeppelin” の名曲 ”Black Dog” を Jazz にしちまったんだから度肝を抜かれた。
そのお次は、ひろみちゃん、Simon Philips 、Anthony Jackson という最強 Trio で熱狂させられた、それはもう素晴らしい夜だった。
Jazz を2本立てとあらば、やっぱりこうでねぇ〜と、なっ! 
来年の “TMF” は「口直し」不要の充実した Program を期待したい。
いや、充実の Program にさせなければならん! 
そうそう、Blues も是非である。
イイね、イイねぇ〜。
Jazz に Blues という 4 Beat な夜を、高崎に…。
素晴らしい “TMF” の為にも、大会事務局へはあれこれ提言しておかんとな…。
ん〜、そうしよう。
 
よしっ! 
これからも大いに働き、大いに遊ぼうぞ!
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