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敬老の日の祝日の連休を利用して、釧路に2泊してサンマと釧路で始まったミンククジラの調査捕鯨の副産物として出回る生クジラで一杯やりに行った。
2日目君9月16日日曜日は、クジラ料理に力を入れている居酒屋「佐良」で生クジラ三昧を楽しんでから、スナックへハシゴして深夜0時過ぎまで飲んだ。
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シメにあっさり釧路ラーメンでも食べて帰ろうと、釧路の歓楽街・末広で釧路勤務時代から通っているラーメン「たかはし」へ行ってみたら営業を終了していた。
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自分が釧路勤務していた頃は深夜2時くらいまでは営業していたのだが、親父さんも70代後半になって営業時間を短縮したのかも知れない。
久しぶりに「たかはし」の親父さんの顔を見たかっただけでどうしてもラーメンが食べたかったわけでもないので、ラーメンはあきらめた。
ただ、シメに何か腹に入れて帰りたい。
そこで、深夜0時から開店する食堂へ行ってみたらいつも通り普通に営業していたので、その「幸伸」へ。
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メニューはシンプルで、そば・うどん類とカレーとザンギ・からあげくらいしかない(写真2)。
厨房には、親父さんが作る具のない天ぷらが積み上げられている。
酔った勢いで「幸伸」へ来たなら、やっぱりこの天ぷらは食べておきたい。
前回は、カレーそばにこの天ぷらをトッピングした裏メニューを食べたが、今回は「天ぷらそば(520円)」に生卵(50円)をトッピングしてもらった。
具など一切入っていない安っぽい天ぷらがイカしている。
卵を溶いて、天ぷらもつゆに浸してばらばらにしていただく。
そうすると、「天ぷらそば」と言うよりはまるっきり関東地方で言う「たぬきそば」状態になるが、「たぬきそば」はメニューにはない。
そばは駅そばみたいな柔らかい茹で麺でコシなどまったくなく、安っぽさに拍車を掛けているが、酔った勢いでシメに来た者にはこれがたまらないのである。
麺を食べ終えたが、残ったつゆにはばらばらになった具なしの天ぷらの切れ端がいっぱい残っており、卵も溶いちゃったので残したらもったいない。
つゆを吸って柔らかくなった天ぷらの食感と揚げ油のコクを味わいながら残ったつゆも全つゆで完食。
釧路の歓楽街・末広で深夜12時から朝まで営業する食堂「幸伸」は、「末広の終着駅」などと呼ぶ者もおり、ベロンベロンに酔っ払った客がさらにザンギをつまみにビールや焼酎を飲みながらクダを巻いている場面も多く、昭和の場末の雰囲気そのままである。
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