諏訪湖畔に建つ国の重要文化財指定になっていて近代化産業遺産になっています。
うたい文句は「ロマン漂う洋館建築 千人風呂」
片倉館は、大正から昭和の初期における輸出総額の約4割が絹製品であった当時、シルクエンペラーと称された片倉財閥により地域住民に厚生と社交の場を供するために1928年(昭和3年)に竣工され、それを運営する片倉館が1922年(昭和4年)に設立された。
片倉兼太郎が大正11年〜12年にかけて北中南米からヨーロッパへ視察旅行に出かけた時に、
ヨーロッパの農村で見かけた厚生施設の充実ぶりに感銘を受け建築に着手。
レトロな外見のみならず、浴場内も昭和ロマンが漂う美しいデザイン。総タイル張りで、彫刻やステンドグラスが施され、古代ギリシャや古代ローマの浴場のようでした。
100人が一度に入れると言われる千人風呂は幅4m、長さ7.5m、深さ1.1m。他にジャグジー浴室も併設されている歴史ある浴場です。
泉質はPH7.9の弱アルカリ性の単純温泉。特徴は、底には玉砂利が敷かれていて、足裏に適度な刺激をを与えてくれるので気持ちがいい。
森の人
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