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2018年09月26日23:05

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【第43期 囲碁 名人戦七番勝負第3局】

■張挑戦者、井山名人に4年10カ月ぶり勝利 大熱戦の末
(朝日新聞デジタル - 09月26日 20:18)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5305914

囲碁の井山裕太6冠(29)=棋聖、名人、本因坊、王座、天元、十段=に、張栩九段(38)が挑戦する第43期名人戦7番勝負第3局が25日から鹿児島市で打たれ、26日、白番の張が278手で4目半勝ちし、1勝2敗とした。
第4局は10月10、11日に兵庫県宝塚市で打たれる。

● 張九段が1勝2敗に=囲碁・名人戦 ○
https://www.nihonkiin.or.jp/match_news/match_result/_433_1.html

今期も中盤戦へ突入となった本局、黒番の井山名人が2連星に対して白番の張栩九段も2連星でスタートした。
黒は左下へケイマに掛かり、白は右上へケイマに掛かった。
ケイマの向きが違うため、マネ碁はココで終了となった。
黒は右上をコスミツケしてから一間トビに対して白は上辺の大場へ。
黒は左下を両掛かりし、白はケイマにツケて捌きを目指す。
黒は外勢重視の作戦を採り、白は実利を確保した。
白は切断された石の凌ぎが残ったので、戦いが継続という事で一段落にはならなかった。
黒の6子を取り込んで連絡を果して実利も拡大した。
黒の勢力も手厚くなる中で白は右下へケイマに掛かって荒らしにいく。
黒は手抜きして左上へ一間に掛かって行った。
切り違えて難解な局面へ突入した。
黒は上辺へも打ち込み、攻め合いのエリアが拡大していく。
黒は右下をコスミツケから挟んで厳しく攻め立てた。
更に切断後、右辺からも襲撃した。
そして右辺でも戦いが勃発してコウになり、勝負所へ差し掛かった。
左辺はコウを絡ませながら、互いに整形していく。
右上と右下とが振り換わり模様になって、局面が動き出す。
左上から上辺もハッキリせず、相変わらず不安定な局面が続いた。
黒は中央に確定地が増えてきた。
また、コウを再び盛り返して上辺の白を捕獲し、ココを凌いだ。
持ち込みの石が多く、これを使っての難解なヨセに入って行った。
作って盤面で黒の2目で終局となった。

これで、張九段は初勝利で踏ん張った。
中盤以降、非常に難解な碁になったが、見事な勝利だ。
井山名人は初黒星となり、次局は今シリーズの折り返し地点となる。

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