映画　「MEG ザ・モンスター 」

日曜日、「カメラを止めるな」の前にも時間があったので、
暇つぶしに鑑賞。

シネコンで一日に映画二本はめったにないのだが。
あー、

ジェイソンステイサムって、きちんと映画館で観るの「ゴーストオブマーズ」以来かもしれん、、。


あらすじ　（ウィキより）

中国上海の海洋研究施設から潜水した小型探査船が、誰も足を踏み入れたことのない未知の海溝を発見した。 世紀の発見に喜んだのもつかの間、探査船は突如消息を絶ってしまう。 レスキューのプロであるジョナス・テイラー（ジェイソン・ステイサム）は行方知れずとなった探査船の乗組員を救うべく立ち上がったが、救助先で絶滅したはずの巨大ザメ、メガロドン・ＭＥＧ（メグ）と遭遇した。
深海から浮上したＭＥＧはビーチで海水浴をする人々を次々に襲い始め、楽しい雰囲気に包まれていた真夏のビーチは地獄へと変わっていく。


ーーー

いままで映画館で映画観たことない小学生用の、やらかい怪獣映画風なので、
大人の鑑賞に堪えられん展開が多々あるから、やってやってやりつくしても、
いかりや長介さんのセリフの「ダメだこりゃ」に仕上がっている。

そこを「笑って」観られるか、バカにして「つまんないー」って思うかの
作品。

出演者も、欧米人、アジア人、インド人、黒人、日本人、きちんと分けられていて、
日本人のマシオカだけが「ステレオタイプ」で描かれてる。
、、
ジェイソンステイサム、俳優になる前は、高飛び込みの選手で泳ぎは達者なので、
まさに、「ジェイソン　対　ジョーズ」なのに、そこがキメなのに、見せ場が全然面白くない。
ジェイソンステイサム対”自然”はダメだ。



ーーー

まあ、鮫映画隆盛の世で、大ヒットしてるけど、、
この監督任された人が、
ジョン・タートルトーブって人で、
「クールラニング」や「ナショナルトレジャー」の人だからね、
そこそこヒットはしてる作品を造れるけど、
もう、普通の映画の監督でしょ、

もうちょっとなあ、、。
一番ツマランところが、海水浴場を襲うシーンで、。
そっちを先に持って来たら、まだ観られたのだが、
それだとスピルバーグの「ジョーズ」のそのままになるんで、、。


ーーー

前半、巨大鮫が襲ってきて酷い目に遭った後、
海洋研究施設に、沖合の漁船３隻が行方不明だ、
救助信号が出た、とのことで、
大きな船で様子を見に行くと、漁船がバラバラ、鮫のヒレが遠くに見えている、、
で、その鮫のヒレに信号発信装置を付けよう、と誰かが言いだす、
まさに”猫の首に鈴”形式なのだが、それを主人公のジェイソンステイサムは、
なんと、普通に泳いで沖に居る巨大鮫に近づこうとするのよ、
なんで、ゴムボートとかで、行かんのか？ってのがエンジンの振動で襲われるから、とかで、
じゃあ人間が泳いだら大丈夫、って話をしているのに、
後半は、海水浴場を襲うのよ、、
なんじゃそれ、ってなシーンばっかりで、、


それと、中国資本が入ってるから中国の海が舞台なのだけど
中国人がサメに襲われても、なんだか絵面が、おもしろくないのだ、。
なんでかなあ、、そこ面白くないと、これからのアジア産パニック映画
はできんぞ、、。