「全米オープン」で優勝した『大坂なおみ』　選手に付いて・・・

「大坂なおみ」と言うテニス・プレイヤー、　私は“体育会系人間”では無いので、彼女が「全米オープン」に優勝するまで全く知らなかった。

彼女があの「セリーナ・ウイリアムス」に勝って優勝した途端、日本のマスコミ＆メディア、は「世界四大大会」を制覇した、だのと大はしゃぎ、『日本人スゴイ』の大合唱と成った。
ヘーッ！大したものだ !　“錦織　圭”より上を行ったではないか ! 日本人にもスーパーガールが居るものだと思ったのですが、　日本中のテレビなどが報道する彼女のデータを見たり、彼女のインタビューを見ていると、マスコミが『日本人初の・・』とか『日本人の快挙』とか言って居る事に違和感を覚えて来ました。

彼女の、容貌、言葉、メンタリティ、等がどう見ても日本人には見えないのです。色浅黒く、言葉はカタコトの日本語、話の内容も日本人の物では無く、“他国の人”その物である。

彼女に付いて知り得る個人データを見ても、父親はハイチの人で、母親が日本人、３歳の時に米国へ行き、暮らしの根拠地はアメリカ、従って言葉は英語が母国語である。　何故、名前が日本人その物なのかは知らないが、彼女のヒューマン・タイプは完全にアメリカ人又は西洋人である。

其れを日本のマスコミなどのメディアは、『日本人スゴイ』の大合唱。　誰も、彼も、『四大大会制覇』等と殊更に囃し立て、　然も『日本人』が偉業を成し遂げた様に報道するが、何処か無理、無理、の感じがして、滑稽でさえ在る。

更には、右翼の政治屋までもが、彼女の現在の二重国籍問題を容認するべきだとの発言をし、かっての民主党・蓮舫議員の二重国籍を攻め立てた事などコロッと忘れたかのような豹変ぶりは、その場その場の変わり身の軽さに、醜悪さを感じる。

最後に私の『大坂なおみ』選手に対する見解を言うと、彼女の国籍など如何でも良いが、強いて言うなら、そのメンタリティ、その暮らしの期間の長さ、話す言葉、等から判断して、彼女は『アメリカ人』だと思う。

彼女は、偶々名前が日本人その物の名前であっただけで、彼女の人格は完全にアメリカ人又は欧米人のタイプである、と言える。

其れを歪んだナショナリズムによって、『日本人』だと言い張るのは、滑稽であり、軽薄であり、さらには醜悪である。

何だか、韓国人が『柔道の発祥は韓国である』と言いはるのと似たところ無きにしも非ずで、厭な感じが拭えない。