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2018年09月10日17:33

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お見送り

命中. 不動産の値段 命中
母のマンションは、8年前に 1,800万で父が買った、築30年の中古マンション。
今回の売却担当は三井の野村さん。 若い女性だ。

マンションを見た後、野村さんは、
賃貸に出すには、ガス台を新しくしたり、壁紙を張り替えたり 費用がかかるから売却の方がいい、しかも売るなら 個人じゃなくて、リフォーム業者にそのままの状態で売るのがいいと思います、
とアドバイスをくれた。

野村 「もう バンバン、リフォーム業者に連絡して 頑張って売りますからねっ」

私 「お願いします。 いくら位で売れそう?」

野村 「そうですねえ、1200から 1300と いう所でしょうか」

そんなに下がっちゃうんだ・・・仕方ない、8年住んだしな。
それより、売るとなると、マンションの中を空っぽにしなきゃ。
改めて見ると、大変な作業だ。
冷蔵庫、洗濯機、ベッドが二つに ダイニングセット。これが粗大ゴミで・・・
人が暮らしていた一通りの荷物って改めて見ると すごい。
取り敢えず、今日、燃えるゴミの袋を四つ出した。



クローバー. 終末医療 クローバー
日曜の午後、母と病院の一階、ラウンジで 話をしていたら、急に職員さんが、
私達とエレベーターの間に 移動式のカーテンを設置した。

「お見送りがありますので」と言う。
それは、もしや!!

午後5時 面会を終えて帰る時、玄関でたまたま私と一緒になった女性が 遺族だった。
聞けば、昭和6年生まれで、 母より一歳 年下の男性が急変で亡くなったとの事。
入院したのは 母と同じ 昨年の10月。 その時点で 自分の意思を言葉で伝える事は出来なかったらしい。

いつか、私にも そう言う連絡のある日が来るんだなあ。
「もう、スイカも終わりだねえ、甘くて美味しいよ」
と 今日 三切れを喜んで 食べた 母。
この病院は「胃ろう」などの 終末医療はしない。
だから、自分で食べ物を飲み込めなくなった時が 死ぬ時だ。

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