草むしりの報酬

すっかり草ぼーぼーの庭。
草むしり、やろうやろうと思っていて今日になってしまった。

庭に植わっているのは、胡瓜、トマト、茄子。
どれも枯れかけているので排除したいけれど、それらを囲むようにまだ俄然元気なカボチャの弦が巻いていて、一掃するというわけにはいかない。
慎重に大胆に、草むしり。

でも、おかげで取れました。茗荷。
根っこを植えて三年目でようやく。すっかりあきらめていた。というか忘れていた。
大好物なのだけれど、庭に植わっているからという理由でこの3年買っていない。
やっと食べられる。夕食は、冷ややっこだな。
ついでに、ずっと探していたバイクと車の鍵束も草の中に発見。

「このたび、田舎暮らしを始めることになりました」
先日、この辺りに越してきた方のブログを読んでいたら、そんな言葉が。
ここは、田舎であったのか、とちょっとショックを受けたけれど、こんな休日の過ごし方をしているくらいだから、間違いでもない。
赤瀬川源平は、都市の中で田舎暮らしをすることをすすめていたなあ。

人生の中、知らぬ間に理想の場所に来ていたのかもしれない、と今ふと。

顔中蚊に刺されて、かゆい。