勝手に週刊連載TL「俺の本棚」、第141回。
今回は毎度お馴染み、骨太月刊誌「DAYS JAPAN」最新号。
冒頭は、先日亡くなった翁長知事の追悼。
特集は医療大麻について。
大逆事件で逮捕され自死した僧侶、高木顕明を通して、国家権力による思想弾圧について。
今回からのシリーズ企画として「排除する日本」。
第一回は朝鮮人排除の歴史について。
「動物工場・消える大地」では、広大な土地で「生産」されている食糧について。
特に医療大麻についての記事は、考えさせられるね。
現状日本では、大麻は当然違法なんだけど。
実は世界的には、その優れた医学的な効能から、合法化する流れになっていると。
例えば、難治性のてんかんとか、末期癌患者の鎮痛剤とかね。
それはもう、はっきりと改善されるっていう結果が出てる。
翻って日本では、実用化どころか研究すら出来ないという状態。
日本で起きた、大麻に関するある裁判について、恥ずかしながら初めて知ったしね。
実に矛盾する、後味の良くない裁判。
改めて言われると、医療用のモルヒネは合法なのに何故医療大麻が違法なのか、全く理解できないよね。
管理する制度さえあれば、幾らでも実用化できるだろうに。
そもそも、日本人にとって麻は身近な生活用品だったはず。
繊維だけでなく、その薬効も利用していたはずなのだ。
医療大麻が実用化されない背景には、おそらく製薬業界が絡んでる…
というのは、穿った見方かな。
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