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2018年08月26日00:34

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神戸市立小磯記念美術館マンスリーコンサート特別編

19時終了予定が遅れて19時10分。市民広場駅へ戻ると次の列車は19時18分。
まずい、と思った。
実は日程が、かなり埋まった状況で、このポスターを見つけた。

小磯記念美術館のマンスリーコンサートの話は何度も書いているが絵をテーマに学芸員と音楽
プロデューサーによるトークショーとコンサートがセットになっている。遅刻した上に満席で入場
不可を宣告された。参ったな、と思ったら外で立見している観客がいる。紛れ込む事にした。
出演者は本年度４月に催された第25回と同じ方々で
出演者(敬称略)
Ｆｌ：鷲尾有香
Ｐｆ：藤本さえ子

曲目
ガブリエル・フォーレ(1845～1924)作曲
シシリエンヌ
Duo

クロード・ドビュッシー(1862～1918年３月25日)作曲
シランクス
Ｆｌ

モーリス・ラヴェル（1875～1937）
ソナチネより第２楽章
Ｐｆ

オール・フランスプログラム。フランスものをあまり聴かないのに全て、どこかで聞いている。
一つの理由が今年ドビュッシー没後100年で、あちこちでドビュッシーが演奏されている事。
シランクスはフルート独奏曲であるが、舞台上で演奏される曲ではない、と前回の時に
伺った。ラヴェルのソナチネは前回、同一会場で同一演奏者による演奏を聴いた時に、
これはラヴェルのピアノソナタと言うべき曲である、という所感を持ったが、それは今回も
変わらず、和音が、どんどんずれて行くような衝突するような、ラヴェルのシニカルな性格
が垣間見えるような印象を持った。１年２ヶ月ぶりに生演奏を聴いた。

▲これはラヴェルのソナチネを前回、聴いた時に撮った。

アンコール
高野辰之(1876～1947)作詞
岡野貞一(1878～1941)作曲
故郷(ふるさと)

「兎追ひし彼の山やま」に始まる有名な文部省唱歌である。演奏機会も多くて演奏会のみ
ならず式典でも聞いた、そういう曲である。直近は神戸市混声合唱団の演奏会。
本公演ではフルートとピアノでの演奏であるが、間奏がピアノソロとなっている。

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