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2018年08月17日08:12

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蓼科山365日 8-17-18 京都五山送り火

昨夜は天気の心配なく、京都市街を囲む山々で、大阪北部地震と西日本豪雨の犠牲者を追悼するため各山の山上で黙とう、東山.如意ケ嶽で「大」の文字に点火、その後「妙法」「舟形」「鳥居形」などに火がともされた。

何時もTVで放映されていたが、今年はなくちょっと物足りなかった。

何時ごろから始まった行事かは知りませんが、「舟形万灯籠」が承和14年(847年)、唐からの帰路に暴風にあい、西方寺開祖.慈覚大師円仁が「南無阿弥陀仏」と唱えたところ無事到着できたという故事に因むという。

山に画かれた字跡に点火する行為の起源については平安時代とも言われているが公式な記録はないとのこと。江戸時代前期以降に京都の文化や地理を記した書籍が好んで発刊され、送り火についても取り上げられているとのこと。


「燃えて身をやく大文字」と祇園小唄にうたわれている大文字焼きは、盆でこの世に帰ってきた精霊を送る「送り火」の習俗のこと。今は観光になってしまっている。「大」の他に「妙」、「法」、「船形」、「鳥居形」などがある。

如意嶽の山腹に浮かぶ「大」と言う字の大きさを知ってびっくりしました。
大の「一」の長さが73m、「ノ」が146m、「?](表示できません)が124mもあり、実際現場で火を点ける人は大変だったでしょう。



森の人
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