<アベノミクスの綻び>
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異次元の金融緩和の一環である「ゼロ金利政策」を日銀が緩和・断念するというニュースが流れました。合わせて禁じ手であった中央銀行(日銀)の国債買い入れも徐々に縮小するようです。
しかしこの異次元の金融緩和という劇薬は結局「出口政策」を見つけられないまま漂流しそうな様相です。
もともと異次元の金融緩和は開始3年後に物価上昇率2%を達成して出口政策に転じるはずでした。しかしその本質はこの劇薬の使用期限は物価上昇目標の達成如何に関わらず3年程度だったということだったのではないでしょうか。
米国では中間選挙を見据えてトランプ政権はポピュリズムと言われる施策を数々実施しており、それを我々日本人は覚めた目で見ています。
しかしお膝元の日本では安倍総理の三選を控え、「アベノミクスがそもそも出口の見えないポピュリズムではなかったのではないか」という問題意識に欠如しているのではと考えているのは私だけでしょうか。
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追記:下記に4月19日付けの私のアベノミクスに関する投稿をご参考にシェアします。
エッセイ集536:「本丸『アベノミクス』への不信感」 (2018年04月19日)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1966175470&owner_id=25116933
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