■高安は出場へ、琴奨菊は6度目の休場 大相撲名古屋場所
(朝日新聞デジタル - 07月18日 13:55)
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大相撲七月場所十一日目、全勝で賜杯レースを疾走する関脇御嶽海は過去4回の対戦で一度も勝てていなかった魁聖を押し出しで退け、初日からの連勝を11に伸ばしました。
今日の御嶽海は、巨漢の魁聖が相手。初日から連勝を続けるこの関脇にとっては過去一度も勝てていないのでその真価を問われる相手の一人にリストアップされていました。その“難敵”相手に立ち合い正面から当たってすぐに左差し、右はず押しで土俵際まで運び、魁聖が巻き替えるも右差し、左万歳のまま一直線に押し出し。合い口の悪さも物ともせず、足がよく出ていた一番でした。明日は目下6連敗と苦手にしている大関高安との対戦が組まれましたが、昨日魁聖に小手投げを決められた影響からか力なく関脇逸ノ城の押し出しに屈して連敗して「手負い」となっており、御嶽海としては“突破しやすい関門”になっている面が大きくなっているようにも見えますね。錦木を寄り切りに仕留めた朝乃山、千代大龍を押し出しで制した栃煌山がそれぞれ二杯を守って星の差は依然二つですが、初の賜杯に向けて見晴らし良好であることには変わり無いと思います。
その他。今場所西前頭筆頭に番付を戻している琴奨菊が、協会に「左上腕二頭筋と三頭筋の損傷で約3週間の安静、通院加療を要する見込み」との診断書を提出して今日から休場。昨日の一番で小結玉鷲の小手投げに屈したことによりますが、玉鷲は新大関栃ノ心をも小手投げで降して休場に追い込んでおり、ある意味、今場所の「影の主役」となっているとも言えますね。一方、同じ角番大関の豪栄道は大翔丸を寄り倒しに仕留めて一足先に給金直し、角番脱出となりました。
また、十両では西の三枚目に番付を戻した貴ノ岩が、照強を寄り切りに退けて初日黒星のあと二日目から10連勝。来場所の帰り入幕に大きく近づいた一番となりました。今日は照強に中に潜られ足を取られ、上体が起き上がって土俵際まで一気に運ばれながら左を差して形勢逆転、反対側に一気に運んでの寄り切り。昨年10月の巡業中に第70代横綱日馬富士(引退)による傷害事件の被害者となり、その後の二場所を全休。番付を十両下位に留め置かれた今年の三月場所で復帰した頃は何とか勝ち越しで場所を終えましたが、五月場所で二桁を挙げ、今場所も今日で10番。幕内で活躍しただけに、十両の番付では相撲の巧さと言う面では群を抜いた印象があり、優勝争いが単独トップなのも納得できる感じですね。
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