ありもしないことを書く。体験したわけでないことを書く。
この世のことでないことを書く。
それが小説。
だから被災地なんか一回も来たことない人間が
被災地のドキュメンタリー文章を読んでそのまま書き写しても
別に、小説の一部として問題にならないんだろう。
釜石の体育館に遺体がごろごろ並ぶ現場を書いた文章には、そりゃ迫力があるさ。
それを読んで何かインスパイアされて小説を書くこともあるだろう。
でも、釜石じゃないけど「ごろごろ」の被災地に実際にいた立場からしてみると、
こういうのって猛烈に腹が立つわ。
ゲージュツ作品のネタにされたってことでしょ?
まあ芸術家ってそういうもんだよなぁ。
自分が作りたい作品を作る、周囲がそれで不愉快になろうと関係なし。
そうでないと作品なんか作れないよ。
有名な作品でもモデルになった人がすげー怒っていた、とかいう話は実はけっこうある。
そういのは聞いたことあるし、仕方ないのは理解できる。
でも腹は立つ。
■講談社、芥川賞候補作「美しい顔」めぐる報道に抗議 「盗用や剽窃などには一切あたりません」
(BIGLOBEニュース - 07月03日 18:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=258&from=diary&id=5183679
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