痴漢対策では頑としてやらなかったが、やはりその気になればいつでも出来ることだった。もっと早くやっていればと思わずには居られない。まぁ死者が出たからやらざるを得なくなったとも言えるが。
ぶっちゃけ言ってしまえば、痴漢はしょせん痴漢で死人が出るわけではなく、乗務員に死傷者が出るわけでもないから、効果が疑わしい女性専用車両をやって取りあえず対策はしました的なポーズだけ取っておけば最も安上がりで良いと考えていたのだと思える。損するのは一般男性のみだし。
顔認証機能つきの防犯カメラを設置すれば、痴漢や刃物振り回し以外にもあらゆる犯罪の抑止及び立件に効果がある。年々カメラと画像処理の技術は上がっていて、それに反比例してコストは下がっているのだから、なぜもっと早くやらなかったのかと疑問に思える。
穿った見方をすれば、女性専用車両を残すためにわざとそれ以外の防犯対策をやらなかったのではないかという気さえする。
しかしさすがに殺人事件が起きてしまっては先延ばしは出来ない。この手の事件が起きると、乗客だけではなく乗務員にも死傷者が出る可能性があり、鉄道会社としてはこの人手不足の時代に乗務員に欠員が出たり車内暴力を恐れて応募者が減ったら大損害になってしまう。
いったんやると決めた以上、速やかに実行してもらいたい。他の鉄道会社も。
■首都圏の全車両に防犯カメラ JR東日本、20年までに
(朝日新聞デジタル - 07月03日 17:40)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5183614
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