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2018年07月02日13:14

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Patrol に出動

公私共々に多忙な日々が続いてしまい、日記に記しておきたい出来事を速やかに記せない状態が再発…。
お題の件のあれこれを日記に記し、自分の記憶に残しておきたい。
 
それはもう、週に一度はお邪魔していたか…? 
そんないつものお店に、もう1ヶ月以上もお邪魔していなかった自分に気が付く。
いかん、いかん…。
あのお店は「いつものお店」と言えど、その味わいは「一期一会」も多々有りなのだから…。
その味わいを「知らなかった…」な期間を設けてしまったとあらば、それはもう痛恨で遺憾の極まりである。
いかん、いかん…、で遺憾とあらば、もう行くしかねぇ〜べ? 
ついでに、ここ最近になって新たに「いつものお店」に加わったところへも偵察に行かなくては…。
そんな 06/26(火)のこと。
私にとっての「いつものお店」へ Patrol に出動! 
…である。
先ずはちょいとご無沙汰してしまった「春よこい」さん家へ Go Go! 
るんるんる〜んで到着したものの…? 
うっ !? 
いつもの「営業中」の看板が出ていないぞ…? 
あちゃ〜。
Timing 悪く、今日は「臨時休業」なのか? 
いや、待てよ…? 
窓からお店を覗き込む。
ん…? 
どう見ても「普通に営業中」だぞ? 
なので入り口の Door をカチャっと開け、顔だけ突っ込んで「今日は大丈夫…?」と尋ねてみた。
するとご主人は…
 あぁ〜、お久しぶり!
 どうぞ、どうぞ! 
…と来た。
聞くと、その「営業中」の看板を出すのを「忘れていた」らしいのだが、ご主人は「出すのが面倒臭かったから…」と惚けてみせる。
せっかく久しぶりに足を運んだのに「残念…」に至らなかったと思えば、ご主人の「おとぼけ」なんぞ屁の河童だわさ。
早速に、いつもの Counter 席を陣取る。
 

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先客3名が「ご馳走様」にて入れ替わる格好で、お客は私ひとりになった。
で、早速にご主人へ問い掛けるのは「今日は何ができるの?」である。
するとご主人は…
 生姜焼き(定食)
 それとカレー(Curry & Rice)
 拉麺はねぇ〜、今回は牛モツ出汁ですよ
 そうそう、つけ麺も美味いよぉ〜 
…なんだそうな。
名物の「目の前で焼いてくれる Hamburg」は既に「夏休み中」であった。
 

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その「つけ麺」たるや、何と「天下一品の味」を豪語しちょるぞ、おいっ !? 
ん〜。
ちょいとご無沙汰しちゃったらば…? 
私の知らぬ間に「天下一品…」が加わっちゃった…? 
だから、このお店は面白いのだよ。
ん〜、気になる。
激しく気になる。
でも、更に気になって仕方がないのが「牛モツ出汁」という拉麺の存在…。
そう、ここの拉麺こそ、恐ろしい程に「一期一会」の存在なのだよ。
そうそう、その過去には…
 泣く子も黙る高級魚「鯛のアラ」の出汁
 恐ろしい程に手間を掛けた「牛スジ」の出汁
 人気店の味をぶっ飛ばした「極旨の海鮮あれこれ」の出汁 
 これぞ Pure と私が絶賛した究極の「鶏ガラ」の出汁 
…といった具合に、その味わいの数々、その素晴らしい数々をもう、どれだけ私が賞賛しまくっただろうか。
が、しかし…。
この私がどれだけ賞賛しようとも、ご主人はそれを継続しないのだ。
彼の頭脳に閃いた「次…」への、衰え知らずの探究心…? 
もっと「美味しい〜」を…。
しかも、やった事も無い新たな発想を、でだよ…? 
試行錯誤をどんだけしようとも「これはきっと、イケる…」という直感(?)を信じて、結果的は私のような人間を「おぉ〜〜っ!」と喜ばせてみせる。
で、その連続…。
そうとあらば、今回の「牛モツ出汁」に興味を持たない方がアンポンタンやろ…? 
 

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毎度の「裏 Menu」で、本日は山菜の煮物がご登場! 
なんとこれ、ご主人が自ら新潟県の八海山にまで足を運んで採取したんだそうな。
 

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では、ありがたく、いただきます。
 
んっ !? 
おぉ〜〜! 
イイね、イイねぇ〜。
この「ちょいと、ぴり辛」な味付け加減はもう「生 Beer を頂戴!」な美味さだぞ !? 
そもそも「鉄板焼き Restaurant」なのに、どうしてこうも「煮物」が上手なんだろうか? 
その一箸一箸を堪能しながら「今日はどうしようか?」を考える。
で、至った結論は「生姜焼き定食」&「拉麺」に導かれた。
あの「天下一品の味」を豪語する「つけ麺」も捨て難いのだが、ここはあえて「牛モツ出汁」な拉麺に Try を選んだ次第である。
で、待つことしばらく…。
 

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来たぁーっ! 
 

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本当に美味い生姜焼きとは…? 
そう、これのことなのだよ。
上質な上州豚の旨味、甘味、そして「肉ぅ〜!」な歯応え…。
適度に出しゃばった「生姜の香り」の絶妙が…? 
素晴らしい豚肉と猛烈に「仲良し」で、口に放り込めば「あぁ〜」の悦楽に誘ってくれる…。
 

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あぁ〜。
そんな極上「生姜焼き」と久々の Contact …。
では、いただきます。
 
あっ…。
あぁ〜〜〜。
もう、他言は無用! 
でも、あえて「言っておきたい!」なのは…? 
この素晴らしさがだよ、今や21世紀だというのに One Coin の「税込 ¥500」という「ホンマでっか… !?」なお値段を「貫き通す」という、ご主人の潔さだ。
この味わい、この Quality で、今時たったの ¥500 なんだぜい !? 
おかしい〜だろ? 
有り得ない? …どころか、かなり「どうかしている」んだよ、この「春よこい」さん家は !! 
これぞ、庶民の味方、正義の味方! 
このお店に限っては「安かろう…」な言葉は一切存在しない。
そんな「春よこい」さんを知る自分を幸せに思うよ、本当に…。
 

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いや〜もう、ご馳走様でした。
では、次へ行ってみよう。
あぁ〜、もう待ち遠しいぞ! 
早く来い来い、未知なる「牛モツ出汁」の拉麺よ…。
 

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くぁ〜〜っ! 
来たぁーっ! 
 

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では、早速にいただきます。
 
ん〜〜〜。
麺は市販の中華麺なのだが、これはこれで「いつもの…」であって、逆にこれが異なってしまうと「こっちも迷う」のだから「安心」材料なのである。
肝心なのは、ご主人「入魂」の出汁が織り成す Soup なのだ。
 

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その Soup たるや…? 
 
うわっ !? 
くぅ〜〜っ! 
もう何っ、これっ…? 
ん〜。
ん〜〜〜。
この味わい、それはもう Big Band だよ。
いや、Full Orchestra かも知れん。
今までのご主人の出汁は…? 
どちらかと言うと、Jazz に例えれば Trio や Quartetto な雰囲気だった。
Member 各々の個性が、Solo でも Back Ground でもキラリと光り、我々を魅了しまくる、それっ! 
ある時は Trumpet 、ある時は Tenor Sax. といった具合に、主役の「待ってましたぁ〜」な Solo が際立つ。
そんな「キラリと光り」の素晴らしさだった。
でも、これは違う。
そう、これは Big Band なのだよ。
それはもう様々な楽器、しかも大勢による Back Ground が奏でる(味の)演奏が凄い! 
普通に考えると、拉麺でこういう事をやらかしたらば「支離滅裂」の「とんちんかん」で終始するのは誰にでも想像できるであろう。
やっぱり Smart な Trio や Quartetto 、な味わいの拉麺が好評を得ているのは周知のとおりである。
ゴミ同然の「コテコテ」系で、旨みと雑味の区別もつかない(幼稚な味覚の)若者に支持されるような拉麺がちっとも美味くないのも周知のとおりだ。
しかし、これは違う。
この Soup を一口、たった一口を啜れば、拉麺も音楽も「イイものはイイ、ダメなものはダメ…」であるという単純な理屈を再認識させられる。
ご主人は「牛モツ出汁」と言い切ったのだが…。
この「牛モツ」は Base 系の楽器で、全体の Rhythm を見事に Lead しているのに気が付く。
でも、Melody 系の楽器は「海鮮」だったりする。
しかも、Melody 系にはさらに異なる楽器も加わっているのだが、それが何なのか、私には判らない。
ご主人に尋ねると、謎の楽器の正体は「つけ麺の Soup も加わってます」なんだそうな。
いや〜もう、これっ、とにかく「凄い」としか形容詞が見つからない味わい…。
Gorgeous で華やか、なのに、重厚で深い…。
もう、まさに Big Band による Swing のような味わいなのだよ。
何処の拉麺屋に行こうとも、1杯 ¥500 でこの Big Band な味わいを楽しめるお店は無い! 
鉄板焼き Restaurant なのに、拉麺屋より美味い拉麺を楽しめちゃう、この不思議…。
 

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今回の叉焼の柔らかさったらば、箸で摘むと「粉砕」されちゃうほど…。
口に放り込めば「溶けてしまいそう」な柔らかさ…。
あぁ〜、上質な肉の旨みが口の中に、広がる、広がる…。
たまらんわ〜。
 

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食ったぁ〜っ! 
猛烈に美味いもので、猛烈に満腹という、この悦楽、この幸せ…。
本日も大変にご馳走様でした。
ありがとうございました。
 
意気揚々と「春よこい」さん家を後にしたらば、次のお店を偵察しようぞ。
しかもそのお店、6月は「半額 Sale」なんだから「迷わず行こう!」なのである。
善は急げ! 
 

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次に Patrol する “Cafe CRESCEND” さん家に到着。
 

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ご機嫌な Bebop が響く店内には「お目当て」を探す常連さんばかり…。
私も負けじと、自分の「お目当て」探しに没頭する。
 

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どうよ、どうよ? 
探せば「おぉ !?」なのが、出て来る、出て来る。
私が選んだ AD に、ご主人は…
 おぉ〜
 イイ Sense してますねぇ〜
 お〜い!
 ○○さぁ〜ん、こういう Sense で選ばないと駄目だよ! 
…と、居合わせた他の常連客をちゃかす始末。
さらにご主人は…
 あれっ?
 Coltrane の “Ballads” は持ってなかったの? 
…と不思議がられてしまう。
そう、CD では持っていたのだが、AD では持っていなかったのだよ。
そう、この名盤中の名盤を…。
その名盤の AD も、めでたく私の Collection に加わっちゃうのだ。
 

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あぁ〜。
この「シャキっ!」とした苦味の Ice Coffee がたまらん…。
ご馳走様でした。
 

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本日の Patrol はこれにて終了! 
では、我が家へ戻ろう。
 

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今回、新たに入手した AD は全部で5組。
先ずはこれだよ。
 

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Chick Corea の ’71年の Album で “Piano Improvisations Vol. 1” だ。
若き頃の Chick Corea …。
若き頃から「天才」の Chick Corea …。
イイね、イイねぇ〜。
 

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同じく、若き頃の Chick Corea を…。
 

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’76年の Album で “My Spanish Heart” だ。
 

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しかも2枚組! 
熱き Spanish や Flamenco が Piano Jazz になってしまうという、異色の名作。
イイね、イイねぇ〜。
 

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今回も Max Roach ものが加わる。
Clifford Brown & Max Roach の ’55年の Album で “Study in Brown” だ。
あの Clifford Brown の Trumpet に、Drums は当然の Max Roach! 
Harold Land の Tenor Sax. に George Morrow の Bass 、そして Piano は Richie Powell という豪華絢爛が奏でる Standard の数々…。
イイね、イイねぇ〜。
 

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同じくで Max Roach(& Clifford Brown)ものをもう1枚。
’54年に録音ものを集めた “The Best of Max Roach and Clifford Brown” だ。
世界中で賞賛の嵐! 
SJ 誌(Jazz 雑誌の Swing Journal)も Gold Disk に選定のこれを AD で入手。
イイね、イイねぇ〜。
 

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そして、あの John Coltrane が ‘62年に放った異色の名作 “Ballads” だ。
とてもとても Coltrane とは思えない、それはもう甘く、切なく、美しい Ballad の数々…。
その名作、傑作を漸く AD でも入手した。
…だけではない! 
どうよ、どうよ? 
この Jacket ですら「新品?」と勘違いさせられちゃう程に極上の Condition なのを手に入れてしまったのだから、もう笑いが止まらない。
 

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しかも、希少な見開き盤と来た。
イイね、イイねぇ〜。
 
しかも、いずれの5組(で計6枚)は通常価格の「半額」で、その合計はなんと ¥3,750 という「ホンマでっかぁ〜 !?」なお値段にもう、涙ちょちょ切れ…。
くどいようだが、5組でたったの ¥3,750 だぞ? 
“Cafe CRESCEND” のご主人にはもう、感謝、感謝…。
 
いつものお店なのに、今回味わった拉麺も「一期一会」の味わいになってしまうのであろうか…? 
まさかの Big Band な味わいの「牛モツ出汁」な拉麺の美味さは「猛烈ぅ〜っ!」だった。
そして、Jazz の名盤 AD の数々を「半額ぅ〜っ!」で Get it! 
何から何もがイイことだらけの素晴らしい平日休暇になったぞ。
ん〜。
たまには「Patrol に出動!」せんとアカンわな…。
 
よしっ! 
これからも大いに働き、大いに遊ぼうぞ!
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