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2018年07月02日00:28

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睡眠負債という言葉ができて空気感が変った

昔は単に寝不足と呼ばれていて、サラリーマンや職人やトラックドライバーやSEが寝不足なのは当たり前だから誰も問題視しなかった。「睡眠負債」という言葉が出来て、健康障害であるような空気感になってきた。

昔は寝ないで身体を痛めつけて働くのはほとんど男だけだったので、睡眠を削って残業代や進捗を稼ぐのはごく当たり前のことだった。しかし今はフルタイム労働に女性が増え、今後は外国人や高齢者も参加が増えてくるので、男なんだから泣き言いってるヒマあったら死ぬまで働けとは言えなくなってきた。

今までの日本の働き方は先進国としてはかなり異常な部類で、根を上げるヤツが弱い、死んだら運が悪かった。というノリだった。それが改善されるのはけっこうなことだが、これから先は進捗が遅れたり売上が足りなくても、死ぬほど残業して巻き返すやり方は出来なくなるので、ほとんどの業種職種でやり方を変えないといけなくなる。昔の残業ありきのやり方を変えられない企業は、よっぽど給与を積まない限り慢性的な人手不足に陥るだろう。一社に忠誠を尽くす男しか働かない前提の封建的な企業文化ではもうやれなくなる。

とは言え、働き方改革を「残業代ゼロ法案」と呼んでディスる向きが強いので、残業ありきの労務形態はなかなか改善出来ないだろう。電通事件のように、若い女性が過労起因で死ぬ事件があと何件か起きないと、残業ありきの業務慣行は変えられない気がする。


■命を縮める「睡眠負債」 そのチェック法とは?
(AERA dot. - 07月01日 07:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5180120
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