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2018年06月27日00:42

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ベッテルの突っ込み過ぎとグロージャンミサイルでつまらないレースになった

ベッテルのスタートは大変良かったが、無理に突っ込み過ぎてボッタスに当ててしまい、結果として1周めからハミルトン楽勝の予測が立つレースになってしまった。

中団ではなんとフランス人ドライバー同士でぶつけ合うという、フランス現地のファンからしたら悪夢のような展開になってしまった。フランス人同士とはいうものの、実際にはいつもやらかすグロージャンがオコンに突っ込み、連鎖的にガスリーにも当たったといったところで、A級戦犯はグロージャンになる。
今期のグロージャンはやらかしが多い。これはちょっとペナルティものだと思える。



ベッテルが突っ込まなくてもというか、ベッテルにぶつけられなければボッタスがハミルトンの後ろで壁になったし、天候がもつならメルセデス有利は予測通りだったので、クラッシュがなくてもハミルトンが8割方勝ったレースだったと思える。

だがメルセデスは弱点も露呈した。接触からの追い上げがベッテルはあっと言う間だったのに対し、ボッタスはストレート手前で前走車の後ろに貼りつけなくて苦しそうだった。つまりメルセデスはクリーンエアの場合は速いが、前走車の後ろについてタービュランスに巻き込まれるとと苦しいのでバトルに弱い。

となると、ハミルトンは常にポールを取ることが義務付けられてくる。出来れば予選は1−2体制にしないといけない。ポールを取って逃げ切り体制を作れるレースならメルセデスが勝ちそうな気がする。

それにフェラーリはピット戦略がイマイチなので、メルセデスが前に居てタイヤ交換タイミングをコントロールするならば、フェラーリはかなり速さで上回っていないとメルセデスを抜けないように思える。



ガスリーが1周もせずにリタイヤしてしまったので、トロロッソの戦闘力はよく分からなかった。

ハートレーは最後尾スタートから考えればまずまずの位置まで上げたが、前にエリクソンとバンドーンを残したというのは頂けない。この二台は戦闘力で劣るのだから抜かないといけない。ハートレーのシートは、再び黄色信号になったような気がする。

トロロッソはほとんど画面に映らなかったので内容がよく分からないが、コーナーの立ち上がりがイマイチなように見えた。ホンダのパワー不足なのか、トロロッソの車体のトラクション不足なのか、ハートレーの腕なのかはなんとも言えないが、イマイチだったのは事実。

スピード計測の結果を見ると、最高速は悪いわけではない。だから良くないのは立ち上がり加速のように思える。
ポール・リカールのエネルギーマネジメント特性は、アゼルバイジャンのコースに似ていると言われているので、アゼルバイジャンでホンダPUは回生切れしてしていたので、ここでも電力配分が上手く決まっていなかったのかも知れない。

ホンダは内燃機関とターボは大分良くなったようで最高速が伸びたが、電力回生はまだ他メーカーに追いつけていない感がある。かつトラブルは常にMGU-Hの周辺で起きているので、どうもMGU-Hが弱点のような気がする。ホンダのMGU-Hはどこのメーカーが作っているのだろうか?



それにしても中団勢ではやけにルクレールが速い。ザウバーのチームメイトのエリクソンとえらい差がある。

ルクレールは良いドライバーだが、それにしても差があり過ぎな気がする。かつルクレールのマシンだけやけに最高速が速い。フェラーリアカデミー所属のルクレールだけ、フェラーリワークス並みのPUが供給されているんじゃないかという気さえする。

それだけ贔屓されているのだとしたら、来期のルクレールのフェラーリ入りはけっこうマジネタなのかも知れない。

もしルクレールがフェラーリ入りだとすると、リカルドはレッドブルに残留するしかない。たぶんメルセデスはドライバーの移籍はないので。



なんとなくリカルドはホンダエンジンに対してネガティブなように見えるので、レッドブルに残った場合、来期はリカルドのスピードは落ちるかも知れない。

今期、リカルド車のルノーPUはけっこうトラブっているので、リカルドがルノーに肩入れする理由はないと思うが、今のところリカルドはホンダについてポジティブな発言をしていない。ホンダになるのが待ち遠しいと言っているフェルスタッペンとは対照的だ。

ひょっとするとリカルドは、メルセデスかフェラーリに移籍する上でホンダを誉めたらマズイと思っているから良くも悪くも言わずに笑って流しているのだろうか?



ルノーはサインツ車にERSのトラブルが出た。モナコでのリカルド車と同じトラブルに見える。ルノーの信頼性はなんともよろしくない。今期は4メーカーのうちで信頼性は最低になっている、今のところ。

ホンダにパワーで負けられないから、無理気味に絞り出しているからトラブルが出易くなっているのかも知れない。



マクラーレンとウィリアムズがドンケツ争いは定番化してきた。両方とも昔は名門チームだったのに見る影もない。

日本のマスコミはなぜかマクラーレンに忖度しているので、マクラーレンの内部がストライキ寸前だということを報じないが、現地の会見場ではチョコレートゲートについて盛んに質問が飛び、ブーリエはブチ切れてチョコが欲しければ箱ごとあげるよ! とコメントしたそうだ。

記者たちの追及はそれで留まらず、他チームの代表にまで作業が終わったらボーナスでチョコを配るのか? と質問した。
それに対しホ―ナー(レッドブル代表)は、うちではチョコではなくレッドブル飲み放題にしている、シリル(ルノー代表)にもレッドブルは渡していると回答。シリルは、レッドブルはもらっているがチョコレートバーの話は止めてくれとコメント。

まぁそのくらい欧州の現地では辛辣にマクラーレン首脳陣が批判されている。隙あらばホンダをディスりたい日本のマスコミと、欧州のメディアでは空気感が違うということ。
マクラーレンは首脳陣総入れ替えしないと立ち直るのは無理な気がする。
ウィリアムズはお坊ちゃんに出ていってもらわないとどんどん落ちるだろう。


■F1フランスGP決勝:ベッテルの自滅でハミルトン完勝、母国GPのガスリーはリタイア
(AUTOSPORT web - 06月25日 01:21)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=186&from=diary&id=5170529
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