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2018年06月23日23:02

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相雁木、っていうのかな?


 今日はお昼ごろからまとまった雨で、庭の手入れは余り進まず。すでに丈が2mを超えたロシアひまわりは壮観ないで立ちになったが、意図せずミカンの木の下から生えてきた一本が、斜めに伸びて倒れそうなので、ひもで支えることにした。ひまわりには、早くも蕾ができていて、7月中には大輪の花を咲かせる予感がある。もっとも、自然では何があるか分からないので、あくまでも順調にいけば、というものではある。

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 近年、プロの将棋では、雁木が最強なのか採用例が多い。穴熊ほど手数がかからないのと、玉の位置に自由度があるのが、色々な戦術を組み合わせやすいので可能性が見えるのかもしれない。

 昨日は午後観戦していて、駒組から先はなかなか進まなかった。夕方から仕事に出かけて帰宅した時には感想戦になっていた。
 深浦九段の2筋の仕掛けが明らかに良くなかった。結果論だろうが、藤井七段の玉が6一に落ちたところを透かさず仕掛けに行ったのだが、「完全に罠」だった。
 深浦九段相手にそんな罠を仕掛けてくるのは、したたかだと思う。対局者の心理、みたいなものまで手玉に取っている、と見えるので、ものすごく実力が向上しているのが本当のところだろう。
 相雁木で、双方仕掛けが難しい局面がずっと続いていて、先に仕掛けると悪くなる、と見えている。その間にも駒組は進んでいくので、一手一手に仕掛けのタイミングを見つけだそうという意図はわかる。
 深浦九段が差し回そうとした「地下鉄飛車」は、陣形を組めてしまうと、その時点で優勢になっていることが多いのは事実。ただ、9筋の香を八段目に上げた時点で狙いははっきりわかる。この八段目の香を咎めに行くような手筋だったのだが、わざわざ隙を作って相手に攻めさせ、反撃で決めに行くとか、高等戦術。プロの指導対局なら、そんなのはよくありそうだが、相手はA級でキャリアもまるで上なのである。

 王座戦の準決勝にまで進んだので、勝ち続けければ本当に挑戦者になる可能性が大きく膨らんだと言える。

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■藤井七段、タイトル初挑戦まであと2勝に 将棋・王座戦
(朝日新聞デジタル - 06月23日 19:57)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5169445

 将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(15)が22日、第66期王座戦(日本経済新聞社主催)の挑戦者決定トーナメント2回戦で深浦康市九段(46)に勝ち、ベスト4に進出した。タイトル戦初挑戦まであと2勝に迫った。

 藤井七段は1次予選から7連勝して、本局に臨んだ。「次の対局も全力を尽くしたい」と話した。7月6日の準決勝では斎藤慎太郎七段(25)と対戦する。

 深浦九段はタイトル獲得経験があり、名人挑戦権を争うA級順位戦に所属するトップ棋士。昨年12月の対戦では、深浦九段が逆転勝ちしていた。同トーナメントを勝ち抜いた棋士が、中村太地王座(30)への挑戦権を獲得する。

 藤井七段は竜王戦、棋王戦でも挑戦権を争うトーナメントで勝ち上がっている。今年度の成績は8勝0敗となった(未放映のテレビ対局を除く)。
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