mixiユーザー(id:1850594)

2018年06月17日10:30

77 view

本を売るということ

本を売るということは、大変である。「リプレーザ」の場合、社会評論社が発売元となっているため、発売前に同社が全国の書店に、一斉に告知のFAXは流してくれる。しかし、それを見て、書店の仕入れ担当者が注文を入れてくれなければ、本が書店の店頭に並ぶことはない。だから、書店をこまめに回って、その本の内容を担当者にPRし、注文してくれるよう、お願いするしかないのだが、しかし、たとえば東京に住む者が、時間と交通費を使って、地方の書店をセールスで回ることは、実際のところは難しいので、いきおい、本は東京近郊の書店にしか、並ばないことになる。
発売元を通さず、直販で本を書店に入れることも出来るが、その場合は、とにかく、1軒1軒、書店を回って、店頭に置いて下さいとお願いするしかないが、取り次ぎを通さず、直取引するのは、書店にとっても面倒なので、取り合ってもらえる可能性は、かなり低い。結局のところ、馴染みの書店にしか、本は店頭に並ばないということになる。
アマゾン等の通販に関しても、ある程度、まとめて注文が入る本でないと、自社の倉庫に在庫をキープしていただけないので、その場合は、ネットで注文があっても、そのつど、アマゾンならアマゾンから、社会評論社に発注し、それが届いてから、注文した人に送られることになるので、注文後、本が届くまでに、かなり時間がかかってしまう。結局のところは、リプレーザ社や、私宛に、直接、メールで注文していただいた方が早い、ということになってしまうのだ。
要は、売れる本をつくるしかないのだが、私やリプレーザ社のつくる本は、元々、そんなに売れる本ではないので、赤字になるだけでなく、自宅に在庫の山を築くことになるのである。
それでも、そんなリスクを抱えても、つくりたい本はある。今回の「ラテンアメリカ探訪アート展」の図録も、そんな本の1冊である。ということで、明日からは、セールス、また、セールスの日々が始まる。どんないい本をつくっても、売れなければ、単なる自己満足だし、それに、つくった以上、少しでも、せめて制作費くらいは、カバーしたいし・・ねッ。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年06月>
日 月 火 水 木 金 土
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

最近の日記