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2018年06月10日14:28

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ハミルトンはいかにも苦しそうだった

ハミルトンはこのコースを得意としていたはずだったが、今回はヘアピンでのタイヤロックが多く、バランスに苦しんでいる様子だった。メルセデスはPUのアップデートが間に合わなかったのも痛い。

メルセデスはハイパーソフトタイヤとの相性が悪いらしく、ハイパーを使う局面では苦しんでいる。決勝レースは後半は硬いタイヤを使うので、そこで巻き返せるかどうか。

対するベッテルは非常にスムーズで余裕を感じられた。コーナーリングはフェラーリよりレッドブルが勝っている感じではあったが、レッドブルは最高速が伸びていないので、パワーコースであり抜けるコースのカナダではレッドブルは不利だろう。ベッテルがポール トゥ ウィンしそうな気がする。



今回、ルノーは全車両にアップデートエンジンを供給しているが、ストレートが最も顕著に伸びたのがルノーワークスで、レッドブルとマクラーレンはそうでもないので、ワークスエンジンとカスタマーエンジンに差がありそうな気はする。

ルノーワークスはフリー走行はそんなに良くもなかったので、ルノーワークスだけ特別な予選モードがありそうな気はする。



トロロッソ・ホンダはFP3でガスリーのエンジンにトラブルが出て、予選はガスリーが前スペックのエンジンに戻したのでイマイチだった。

ハートレーの結果は12番手だったが、ルノーやインディアとのタイム差はわずかなので、トロロッソ・ホンダにはトップ10圏内の力はあると見て良さそう。トロロッソは柔らかいタイヤのライフがもつ感触なので、スタートタイヤがハイパーソフトやウルトラソフトになるカナダでは、タイヤ戦略は有利になりそうに思える。

ホンダの新エンジンのラップタイムへの影響は、0.2〜0.3ぐらいのように見える。ドライバーのコメントを見ると、最高速の変化はそれほどでもないが、中間加速やドライバビリティは良くなっているようだ。まだ様子見で本当のフルパワーは出していなさそうなので、MAXのピークパワーを出していなくても中間加速でパワーアップを感じているなら、傾向としてはポジティブだと言える。ガスリーのPUトラブルが重いものではないことを祈る。

エアロコンセプトが近い姉妹チーム同士で、最高速は新旧のPUのトロロッソが2台ともレッドブルを上回っている。ラップタイム差から考えるとコーナー脱出速度は明らかにレッドブルが上なので、ストレート速度はホンダエンジンの方が速いと言える。

もっともルノーはワークスだけスペシャル予選モードがありそうなので、レッドブルとトロロッソの比較では、本当のパワー差は分からないかも知れないが。



マクラーレンは伸びてない。パワーエフェクトが小さいコースではアロンソとバンドーンのタイム差が大きかったが、パワーコースのカナダではアロンソとバンドーンが僅差になっており、パワーコースでは名手アロンソの腕があってもQ1ギリギリ通過が目いっぱいということになる。

シーズン序盤は癖が強いコースが多かったりレース展開が荒れたことも重なって、なんとなくアロンソがポイントを取れていたが、クルマの速さとしてはマクラーレンとザウバーとウィリアムズがどっこいで下位集団だと思える。

マクラーレンが遅いことが明確になってきたので、マクラーレンの記事は減ってきた。マクラーレンに関する今後のもっとも注目を浴びるトピックは、アロンソが来季インディCARTに転向するかどうかだろう。ザクブラウンはCARTでホンダエンジンを積む可能性もあると言っている。あれだけホンダを侮辱しておいてよく言えたものだが。

マクラーレンのドライバーが誰になってもQ1ギリギリ通過ぐらいでしかないから誰がなっても同じだろうし、ブーリエが監督をクビになっても誰も気にしないだろう。今のマクラーレンに大物監督が就任する可能性は低いので、ブーリエの後任が誰になるのかは大したことではない。落日のマクラーレンが注目を集めることが出来たのは、ホンダのお陰だったということ。



■F1カナダGP予選:ベッテルがコースレコードを更新しポール獲得、ハートレーは12番手と健闘
(AUTOSPORT web - 06月10日 04:31)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=186&from=diary&id=5148871
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