がらーんとした板の間。
体育館のような造り。
だけど、
壁際にずらりと並んだ照明器具と、
平台と呼ばれる木の台で、
ここが劇場だとわかります。
そうなんです。
ここは、決して広くはないけど、
よく名の知られた劇場なんです。
観劇マニアの方なら、
もしかすると、出口の自販機の場所で、
だいたい見当がつくかもしれませんね。
私も、お客さんでしか行ったことがなかったので、
その狭さにびっくり。
でも、これ、どんな劇場でもそうなんです。
セットを組んでいるときは広く見えても、
公演が終わって、何もなくなると、
こんな狭かったんだ、と驚きます。
何もないと、本当に狭くて何もない場所なのに、
芝居を立ち上げたときだけ、
お祭りのように、にぎやかに、大きく膨らんで見える。
こんな落差がまた、いいんでしょうね。
そして、昨日はこんな場所で、
ワークショップに参加してきました。
オーディションでも何でもなく、
ただ「演劇を楽しもう」というワークショップは、
集中しても、緊張しても、
疲れ方がさわやかです
若手、中堅、
ほんっとに、みんな巧いし。
よっしゃぁ、
いろいろお土産をもらえたから、
これを、明日以降の芝居につなげよう!
と、意気揚々と帰ってきたのですが・・・、
今日になったら、
全然、残ってない
そのとき、ひらめいたことも、
きれいさっぱり忘れてる
結局、今日までちゃんと残ったのは、
足腰の筋肉痛だけ、ってなんやねん!!
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