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2018年05月21日11:41

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2018年  第2回 東京 美術館巡り(その1)

5月19日〜20日に また、東京で いろいろ美術館巡りをした。

今年も何回か 東京に出かけると思うので、3月に続いて、「第2回 東京美術館巡り」と日記に書くことにする。

東京の美術館巡りも 10年以上も続けているので、(正確には何年か分からないが) 常宿というのか何度も泊まる宿もあり、その度に行くスーパーマーケットもあり、まるでそこに住んでいる人のような感覚すら芽生えた。

今回 東京に出かけたのは、久しぶりに 劇団「唐組」の芝居を観る為であるのと、名古屋では観られない美術館展を まとめて観るという目的があった。

名古屋では、名古屋ボストン美術館が もうすぐ閉館してしまうことと、愛知県美術館も あと2年ぐらいは工事中のようである。

そういうわけで、今年の日展も 多分 名古屋展は無かったと思う。

東京に出かけるのが 増えてしまうのは、仕方がないことだ思った。


観るものが多すぎて、観きれなかった展覧会も 多々あり、「東京は良いなあ!」と、つくづく思った。

毎週出かけても、多分 観きれないほどの展覧会の多さ。

それを年に 3〜4回しか出かけられないから、どうしても 厳選しなくてはならない。

今回、まず向かったのは、東京国立博物館。

午前9時半から開館しているから、どうしても上野が最初になる。

午前7時発の東京行きの新幹線に乗っていくには、本当は午前9時から開いている美術館があれば時間が無駄にならないのだが、仕方ない。

「特別展 名作誕生」という展覧会の 後期日程を観た。

大体、国立博物館に着くのが 午前9時くらいで、開館までの時間を並ぶのだが、今回の展覧会の列の並びは 思ったよりも短かった。

といっても、展示の方は さすがに東京国立博物館だった。

最初に 仏像が並んでいて、聖徳太子絵伝と続き、いよいよ雪舟登場。

雪舟の「天橋立図」(国宝)や84年振りに公開されたという絵などを観た。

雪舟は いろんな中国の画家の人たちの絵を勉強して、それぞれの良い点を取り入れて、自分の画風を確立させていったことが この展覧会から よく分かった。


伊藤若冲の水墨画の鶏の絵。

自由自在に描いてあるようにみえるが、ここまでなるのに、どれだけ鶏を観察し、どれだけ描いてきたのかな。

この展覧会は、思った以上に 見応えのあるものだった。

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