青森Ｂ級グルメ、朝８時から営業の「くどうラーメン」（5/6）

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ゴールデンウィーク後半戦は、５月４日から青森に２泊して、２日目の５月５日に午後から津軽半島の蟹田まで行き、今年は18日間だけ営業する季節営業の店で産卵のため海から遡上してくるシロウオのフルコースを堪能した。
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夕方17時過ぎに青森に戻ってきたが、盛りだくさんだった上16時過ぎまで飲み食いしてきたこともあり、夜になっても全然腹が減らず、結局この日は夜は何も食べずに酒だけ飲んで寝てしまった。

翌５月６日日曜日は、青森港11：35発のフェリーで函館へ渡る予定で、泊まっていた青森市街から港まで歩いて１時間ほど掛かるから、遅くとも10時半には出発せねばならず、青森で昼飯まで食べることはできないスケジュールだった。
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この日泊まっていたホテルは朝食は付けず素泊まりで泊まっており、朝何か食べておかないと函館に着く16時頃まで欠食になってしまう恐れがあったから、前日蟹田へ向かう前に食事できるところはないか下見した。
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すると、青森駅近くで行列ができているラーメン店を発見（写真１）。

店は違うが、青森で客が並ぶほどの人気店ということは、青森県民が大好きな煮干し系中華そばなんだろう。
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店員に確認すると、翌日は日曜日だが朝８時から営業するとのことで、５月６日の朝飯はこの「くどうラーメン」で食べることに決めた。

翌５月６日日曜日、ホテルを９時にチェックアウトして、お店には9：13に着くとしっかり営業している（写真２）。

まずは券売機で食券を買うが、おにぎりはあったがご飯はなかったので、それならラーメンだけでいいか、「ラーメン大（550円）」の食券を買って店員に渡すとシンプルな中華そばが配膳されてきた。

見るからにあっさりしてそうなスープに縮れ麺が旨そうだな。

まずはスープをひと口飲んでみると、青森らしい煮干し風味のあっさりしたスープだが、某有名店のような強烈な煮干し臭いスープではなくマイルドで、スーッとカラダに入っていく。

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麺はコシのないタイプの縮れ麺で、あっさりスープが絡んで朝飯にはちょうどいい。

チャーシューも脂身の多いトロチャーシューではなく、昔ながらのしっかりした噛み応えのある赤身肉のチャーシューである。

こういうタイプのラーメンならコショーも合うはずで、途中からコショーを少しだけ掛けていただく。

あっさりスープがコショーで引き締まり旨い。

「大」と言っても麺1．5玉なので激盛りということもなくちょうどいい量で、全つゆで完食。

何かが際立った特徴のある味のラーメンではなかったが、極めて普通のおいしい中華そばだった。

こんなレベルの高いラーメンを朝飯として食べられる青森が羨ましい限りである。