電車の窓を開ける少女

　阪急電車の窓は随分前から自動になった。
　今でも古い手動の窓の車両もあるのだが、新しい車両には窓そばにアップ・ダウンのボタンがあってこの操作で窓を動かすことができる。

　昨日の夕方、母親に連れられた小学生ぐらいの少女が、窓を開けてしまう。

　子どもがボタン好きなのは知っているし、動かしてみたい好奇心もあるのは分かっているが、暑いのだ、車内は当然だが空調が効いている。

　「クーラー効いているから、窓閉めてくれるかな？」
　手振りで風が上から来ていることを示しながらお願いした。
　彼女は素直に窓を閉めてくれた。

　夕方だし、実際一つぐらい窓が開いていてもそれほど影響があるわけでもないのだが、ほかにもお客はたくさん乗っている。「暑い」と感じている人は結構おろう。

　こっちがスーツを着ているのも問題なのかもしれない。
　中学生も高校生も制服は夏服になっている。男の子は、ズボンにシャツ一枚。女の子だと、スカートにブラウス一枚とか、学校によっては白のワンピースの制服とか、まあ涼しそうな格好になっている。
　それを見て、でも以前発売された、半袖半ズボンのスーツとか、明らかに格好悪いし、とか思ってしまう。スーツを着るような仕事をしなければ良い、という解決方法もあるのかもしれないが、、、

　ちなみに白のワンピースの制服は、昔から良いなあ、と思っているのだが、昨日は

　「着こなしが難しい」

　という印象。
　どんな服でもサイズが合っていなければ格好悪いのである。しかし、成長の早い中高生がいつも服のサイズが合っている、というのを期待するのは無理というもの。往々にして大きめの服を買ってもらい、着ているうちにちょうど良い時期が出てくるのだろうがすぐに小さくなってしまう。
　スカートとブラウスの組み合わせなら、ウエストとスカートの丈に気を付けていれば着こなせそうだが、ワンピースの制服ってどうなのよ？
　お金持ちの家の子どもが通っている学校だとは思うが、でも３年間毎年新しい制服を買ってもらえる子どもはそう多くはないのではなかろうか？

　それゆえ、見た感じ「イマイチ」と感じる女の子がどうしても混じっている。着こなすといても、そもそもサイズが合っていないものを着こなすのはそう簡単ではないだろう。
　ちなみに何処の学校なのかは知らない。高校の制服図鑑を見てほくそ笑むような趣味とか持ち合わせていない。でもまあ、教室に行けばいろいろな学校の子どもがいて、女の子の制服はどの学校も結構かわいいと思う。男の子の制服もきちんと着こなせれば格好よく見えるのだと思うが、どうも相対的に男の子が格好良く着こなしているのは見ない。その気持ちもわかる、いちいち見た目を気にするとか面倒なのだ。
　男女差が出てしまうのは性差ではなく、社会的な事情に他ならないが、制服を着ている当の本人らはそういうことに気が付かないのも日本社会の特徴でもある。

　今日は、雲が広がりやすく、夕方には雨が落ちてきた。
　ただ、庭の水撒きを一回飛ばせるような雨ではなく、お湿りとも言えないレベル。降るならもうちょっと降って欲しい。
　５月にしては暑すぎる日が続いている。植物の管理もやや難しい。こんな気候だと育てたいものがうまく育たないで、どうでもいいものがどんどん大きくなったりする。かわいそうだが、そんな植物は抜かれるか切られるかなのである。こっちは仕事が増える。

　玄関わきに生えて大きくなってしまっている、何の木かもわからない何の役にも立たない木をかなり大きく伐採した。その葉は丁寧に落として、枝も切り分けていく。細い枝は最終的に細かく刻んで処理する。太いものは柵の補強に使っていく。そういう意味で何の役にも立っていないのではないか、と思われるかもしれないが、それをメイプルとかでやるほうが圧倒的に建設的なのである。

　めっちゃ汗かきました。
　明日は少しは涼しくなるのかな？

　---------------------- -----------------------


■雨で気温大幅ダウン　季節は一気に逆戻り
(日本気象協会 - 05月16日 19:42)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=174&from=diary&id=5113650

木曜日は、雨の降る北陸から北で、気温が大幅ダウン。北日本では、最高気温が水曜日より15度近く低くなる所も。

●記録的な暑さから一転

17日木曜日は、前線が北日本を南下します。北海道から北陸は雨が降り、前線の北側の冷たい空気が入るため、日本海側を中心に、季節が逆戻りするでしょう。

●雷雨、激しい雨も

北海道や東北は、17日木曜日に日付が替わる頃から雨が降り、朝の内までは比較的広い範囲で雨となりそうです。大気の状態が不安定となり、カミナリ雲が発達する所もあるでしょう。特に東北では、局地的にバケツをひっくり返したような激しい雨となりそうです。秋田や山形など、東北の日本海側と北陸は、雨が降りやすいでしょう。

●気温急降下

北日本や新潟は、17日は気温が急降下。札幌市の予想最高気温は15度で、16日より13度くらい低くなります。季節は3か月ほど逆戻りしますので、気温の変化に注意を。気温は朝が一番高く、日中は徐々に低くなっていきます。更に北よりの風が強めで、体感温度は「ひと桁」になるでしょう。秋田市は16日の25度9分から、17度まで一気に下がりそうです。新潟市も16日より9度ほど低い21度の予想です。

●関東から西は蒸し暑い

関東から九州は、晴れ間の出る所もありますが、全体的にスッキリしません。にわか雨の所もありそうです。最高気温は27度前後で、水曜日のような記録的な暑さは収まるでしょう。ただ、前線の南側で、暖かく湿った空気が入るため、蒸し暑くなりそうです。風通しの良い服を選ぶなど、少しでも蒸し暑さをしのげるよう、心がけてください。部屋の中でも、適切に扇風機やエアコンを使うようにしましょう。