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2018年05月10日08:35

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●宮本武蔵と「我以外は皆わが師なり」について

あるブログで、「我以外は皆我が師なり」という言葉が出てきたので、
この際、
①この言葉は、どのような経緯で語られた言葉なのか。
②この言葉はどのように解釈されているのか。
について、ウェブ検索してみました。
　
①小説「宮本武蔵」を書かれた「吉川英治」さんが好んで書かれた言葉に、
「我以外皆我師」と「生涯一書生」があるそうです。

これは、吉川英治さんの造語のようですね。

②の解釈は、みなさん、たいてい同様の解釈をなさっていて、大きな違いはないように感じられます。
　
大別して、次のような解釈です。
　
●心がけ次第で、すべての人、もの、出来事などから、何がしかの有益なことを学ぶことができる。
　
たしかに、そう感じることは多いですよね。

1.どんな人にも、どこか優れた点があるものである。（謙虚に学ぶことの大切さ）

https://kazahanamirai.com/wareigai.html
　
2.とても尊敬に値しないような相手であっても、「あんなふうに自分はなっちゃいけない･･･」と、"反面教師"にすればいい。

3.嫌なことや困難なことの中に、大きな宝物が隠されている。

http://wizco.jp/president/2012/05/post-918.html

■ところで、「宮本武蔵」さんのほうは、「五輪の書」の中で、

「万事に於いて我に師匠なし」と、一見、真逆の言葉を書いていらっしゃるようです。
　
①http://www.kyoeihome.net/blog/?p=10570
　　　　↑
このブログでは、「あらゆるものに学びがある」と言い換えてしまっておられますね。

②http://fukuoka.shoplog.jp/niten/25087.html

「人に尋ねるのも宜しいですが、あくまでも自ら考えて、自分で努力して
その自分の力を伸ばすべきであります。」と理解なさっているようですね。

●原典

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E8%BC%AA%E6%9B%B8

http://1.ariken.info/
　　　　↓
「わたしは武芸の道を活かしていろいろなことに取り組んできたので、とくに師匠がいなくても問題ありませんでした。」

「兵法の利にまかせて諸芸諸能の道を学べば万事において我に師匠なし」

※原典には「兵法の利に任せて」とありますね。
　
これは、「兵法の理（ここでは武芸における法則）の優れた点を活用して」という感じなのでしょうかね。
　
であれば、武蔵さんは「兵法の法則」ないし「武芸の実践的法則」を活用なさったので、
人間としての師匠は特には必要なかった、ということで、
　
いわば「兵法の理」が武蔵さんの師匠の役割をはたしていたのでしょうね。

③https://books.google.co.jp/books?id=1_SD9QjOxEYC&pg=PA60&lpg=PA60&dq=%E6%88%91%E3%81%AE%E5%A4%96%E3%81%AF%E7%9A%86%E5%B8%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%80%80%E6%88%91%E3%81%AB%E5%B8%AB%E3%81%AA%E3%81%97&source=bl&ots=CmD-x2-yQ5&sig=jT3yz07DJQyMib2KTqyTpvNaZlk&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwjw4tXVxPnaAhWEFpQKHaMtAesQ6AEIZjAJ#v=onepage&q=%E6%88%91%E3%81%AE%E5%A4%96%E3%81%AF%E7%9A%86%E5%B8%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%80%80%E6%88%91%E3%81%AB%E5%B8%AB%E3%81%AA%E3%81%97&f=false
　　　　↑
将棋界の永世棋聖・米長邦雄さんの解説です。
さすがに、深いですね。

■では、精神世界の法則に（宇宙法則）に照らせば、
　どういうことになるのでしょうか？
　
「地球を救う愛のスイッチ」
…[アンドロメダ発！宇宙系自己啓発書]　ペガサス著。ヒカルランド。

に、鳥型宇宙人さんたちからのステキなメッセージがあります。
　
「この社会は、比較の社会です。周囲の環境の中でいつも自分が評価されています。
田舎でいちばん駆け足が遅かったとしても、都会の学校に転校したら、すごく足が速いと言われて、ヒーロー状態。彼は、どこが変わったでしょうか？」

「つまり、周囲の環境があなたの評価を、あなたに刷り込んでいます。それが自分だと、たいていの人は思っています。」

「私たちは自分の思う通りの自分になっていきます。
つまり、マラソンは苦手、数学は得意と自分に刷り込んだ瞬間から、あなたは自分をそう定義することで、自分像をつくりあげ、マラソンが苦手で数学が得意な人生をまさに歩み始めます。これがセルフイメージの確立です。」
「自分がどうありたいのか、それをしっかり自覚して、軸をもつことが大切です。」
　
「あなたは何者ですか？　それは、あなた自身の定義です。この定義こそが、あなた自身の波動となって、あなたの人生を支配します。」
　
「この世界はご自身の想念の投影です。自分を信じて進むかぎり、必ず道は見つかります。～確信～揺れない心～」
「どうか、なにがあっても、自己評価を高く保たれてください」
　
https://honto.jp/netstore/pd-book_03348468.html
　
この視点から、米長さんの解説を読むと、米長さんがおっしゃりたいことの本質がつかみやすいですよね。

いつもありがとうございます。
　　　　みんなが神の子：神の子クリシュナ
　

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