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2018年05月03日13:15

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ルイの9番目の人生(The 9th Life of Louis Drax)


 

9年で9度死にかけた不思議な少年の物語を描いたベストセラー小説を映画化。「イングリッシュ・ペイシェント」の故アンソニー・ミンゲラ監督が映画化を望んでいた企画で、ミンゲラ監督の死後、息子で俳優のマックス・ミンゲラが、プロデューサー兼脚本家として映画化を実現した。少年ルイ・ドラックスは、大変な難産の末にこの世に生を受けてから、毎年のように必ず事故にあい、そのたびに生死の境をさまよってきた。そして9歳の誕生日に崖から転落したルイは、ついに意識不明の重体になってしまう。担当医のパスカルは必死にルイを救おうとするが、両親やパスカルなど周辺の人々の身に、不可解な出来事が次々と起こり……。少年ルイを演じるのはオーディションで選出されたカナダの子役エイダン・ロングワース。担当医パスカルに「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のジェレミー・ドーナン。監督は「ホーンズ 容疑者と告白の角」のアレクサンドル・アジャ。(映画.comより)







やった!見たかったけれど都会で単館上映だった作品が田舎に降りてきた!いらっしゃい、いらっしゃい。しっかし遅れてでも田舎に降りてくる作品の選考基準ってなんなんだろうなぁ。

さて、主人公は生まれたときから災難続きの少年、ルイ。その災難度からか、年齢の割には大人びて賢い少年です。自分にも鑑賞時、9歳のチビ息子がいたので、ルイの大人ぶりには驚くばかりでした。いや、うちのチビがバカなだけかもしれませんが。

彼にはとても美しい母親がいます。演じるはサラ・ガドン。美しくて儚げで、本当になんて魅力的なんでしょう!こんな風に生まれたかった!いつも不運なルイのために必死な母親なんですが、今回ばかりはとうとう昏睡状態ということで、かなり参ってしまってます。そんな彼女に、周りのみんなは協力的です。特にルイの主治医パスカルはかなり親身になってくれています。こんなか弱い女性、放っておけないですよねぇ。演じるは「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」でリッチだけれど孤独な主人公を演じたジェレミー・ドーナン。危険な設定の役が多いんですね(笑)。

個人的には見る前から「いくら何かを背負って生まれてきたとしても、普通に暮らしててそう毎年死にかけるなんてことがあるのだろうか」とかなり疑問に思ってました。あるいはスピルチュアルな映画かな、とかね。で、映画ではルイの今までの人生が、現実の世界(病院の中とか母と主治医の関係とか)に挟まれながら描かれます。父親との関係も。彼は以前違う女性と結婚していたのですね。彼はルイが昏睡になった出来事の後行方不明になっています。他にも、ルイのカウンセラー(精神科医?)のオリバー・プラットがなかなかにいい味を出してました。また太ったような気もしますが。

何度も書きますが、美しく儚すぎるサラ・ガドンが本当に魅力的。近くにこんな女性がいたら、めっちゃ影響されるかも(顔も雰囲気も違いますから!笑)。で、結論はというと、予想を裏切るものではなく、「な〜んだ」の範疇なのですが、私は一番最後のシーン、ものすごく怖かった。ちょっと「スピーシーズ 種の起源」を連想しました(笑)。

半ばにはちょいオカルトなシーンもあって、現実的なのかオカルトなのかわからないようになるのですが、まぁともかく、人間の本質や愛情のありかたについて、考えさせられる作品でした。あと、か弱い女性につい惹かれるのは男の本能なのでしょうが、やっぱりかなりの覚悟が必要だといいうことですね。あ、ルイの祖母役でバーバラ・ハーシーが出てました。久しぶり!でも、彼女も祖母の役をやるようになったのですね・・・。

ルイ、幸せになってね!

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