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2018年04月26日22:41

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徒然読書日記18-10《オンブレ／エルモア・レナード》

《オンブレ／エルモア・レナード》

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http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin

いまどき珍しい西部劇小説です。
昨今、映画でも西部劇なんて滅多にお目にかかりません。
本書のあとがきで、訳者である村上春樹氏も書いておられますが、
どうしていま、おおよそ50年も前に書かれた西部劇を、
わざわざ訳さなければならないんだろう？とは思いますが、
世の中には、寂しい思いをしている西部劇ファンもいるはずです。
自分は特別西部劇ファンではありませんが、
それでもないものねだりで時々観たくなります。

ここで描かれた西部劇は、
かつてジョン・ウェインやアラン・ラッドが主演した、
勧善懲悪的な物語ではありません。
なんていうか、もっとクールでダークでハードボイルドな感じで、
とても50年も前に書かれた作品とは思えません。

映画にするなら、主人公はチャールズ・ブロンソンあたりかなぁ、
などと想像しながら読みましたが、
実はポール・ニューマン主演で映画化されていたようです。
なるほど、それもありかぁ。
映画も観てみたいですねぇ。

べそかきアルルカンの詩的日常
http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
べそかきアルルカンの“スケッチブックを小脇に抱え”
http://blog.goo.ne.jp/besokaki-a
べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
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