毎月読んでる、知る限り日本で最も骨太なフォトジャーナル誌『DAYS JAPAN』。
今月は、年に一度の写真賞の特集号でした。
受賞作品の1〜3位、特別賞のうち、実に3作品がロヒンギャに関するものでした。
そもそも、ロヒンギャについて、どれだけの日本人が知っているか、今更考えるまでもないでしょう。
国内の大手メディアでは、恐らく殆ど報じられていません。
彼らが歩んで来た苦難の歴史、今まさに彼らが直面している現実。
わずかでも関心がある人は、極めて稀でしょう。
今月号の特集を読んでいて、知らず知らずのうちに涙が溢れていました。
怒り
悔しさ
情けなさ
恥ずかしさ
誰に、何が、ということすら明文化出来ない感情が結露した、とでも表現しましょうか。
彼らに手を差し伸べようとしても、今の自分には殆どチカラがありません。
今出来るちっぽけな事をやりながら、焦りにも似たものが胸に浮かびます。
チカラが、欲しい。
地位が、
影響力が、
救う為に使える、カネが欲しい。
無い物ねだりをしても仕方ないので、今在るもので足掻こうと決めました。
近いうちに企画を立てます。
「DAYS JAPANを読む会」。
幸い、手元に数年前から買い続けてるDAYSが山になっています。
参加費、持ち物一切不要。
必要なのは、世界の現実を直視する覚悟と志だけ。
そんな会を主催する必要があるという、義務感を抱いています。
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