勝手に週刊連載TL「俺の本棚」、第123回。
今回はこれ。
高田崇史さんの「QED」シリーズより「ホームズの真実」。
裏書きはこんな感じ。
大学時代の知人、緑川友紀子に誘われシャーロキアンの展覧会に参加した崇と奈々。その最中、参加者の一人が展覧会場から不可解な墜落をし、意識不明の重体に。彼女の手に握られていたのはスミレの花だった…!
「紫」の意味を巡り、事件は『シャーロック・ホームズ物語』と『源氏物語』に隠された秘密へと近付いていく。
このシリーズ、読んでると決まって頭が混乱する困った作品なんですが。
その主な原因が自分の無知だから仕方ないとして、この作品に関しては、もう一段深い混乱に見舞われることになります。
現実とは何か。
物語とは何か。
その境界線は何処に在って、それは果たして正しいのか。
もしかしたら、この世界自体が壮大なフィクション…
なのかも。
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