（明日の鍵）大阪ヒロ
愛を探してはみたけど どこにも見つからない
目に映るもの全てが ニセモノに思えてた
触れられる全てのものを 自分のものにしようとして
結局 残ったものといえば ああつまんないものだけ
部屋を飾るもの 彩るもの どんなものよりも明かりが欲しい
暗闇を照らして 照らして
やさしさで包んでよ 嘘などどこにもないと
やわらかくすり抜けてゆく指 それは孤独が渦巻く暗闇
明日なんか来なくていい こんなどうしようもない日々が立ち並ぶ
ああうっとうしい この部屋の鍵は あなたが持ってる
愛を探しては旅人 どこに向かえばいいの？
本当は手に入らないものだと知っちゃいながら
胸から取り出した それは風景画のよう
どんな過去よりも今を見つめてなんて
どんなに苦しいのか 全然わかっちゃいない
風が止まる。一人取り残される。
静寂に打ち寄せる。波の音が鼓膜に残る。
どうしようもない 空しさ。
やさしく笑ってよ こんなに愛しているよと
あどけなく笑う口元が 酷くぎこちなく見えるけど
明日なんか 明日なんか やっぱり期待してしまう
ああうっとうしい この部屋の鍵は 俺だって持ってる
けどさ・・・けどさ
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