■山行概要
◆【奥多摩】
御岳山(929m)⇒日の出山(902m)
◆2018/3/3(土)快晴、気温16℃(御岳山山頂)、全備重量15.2kg
◆所要時間6:45(コースタイム3:40)、累積標高差629m、歩行距離9.7km
◆7:40/ケーブル下バス停(標高400m)着⇒7:45/滝本(標高424m）着(ここでトイレ
休憩)⇒8:10/登山開始⇒9:25/ビジターセンター⇒9:50/御岳山(標高929m)登頂⇒
御岳神社にて10:40まで休憩⇒11:30/日の出山(標高902m)登頂(ここで13:45まで
お昼休憩)⇒14:10/顎掛岩(標高654m)⇒14:35/滝本不動尊⇒14:55/つるつる温泉
に下山
◆写真はYAMAPへ↓
御岳山＆日の出山
https://yamap.co.jp/activity/1616812
今年も日の出山に行って来ましたよ！前回・前々回はどちらも2月の日程でしたが、今年は3月の日程です。
ちなみに前回の日の出山はこちら↓
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1959030977&owner_id=5956264
昨年より1週間後ろにズレただけなのに、今年は気温で10度以上も暖かく、何よりも花粉地獄でございました。過去2回はどちらも二俣尾からの愛宕尾根ルートだったので、今回は行ったことのない御岳山経由ルートで行くことに。メンバーは8名が集まりましたが、最終的に日の出山山頂で合流することになり、4名は二俣尾からいつものルート、自分含む残り4名は御嶽駅から行くことに。ただ、スタート時間はバラバラなので、当日は途中までお一人様山行。
んでもって朝。地元の駅を始発で出発。御嶽には7:20着。急いでバス乗り場に移動。7:30のバスに乗ってケーブル下バス停に。ここから5分程坂道を登ればケーブルカーの滝本駅。トイレ行って靴紐締めたりウェアリング調整したりして8時過ぎには歩き始める。舗装路の急坂を登って行く。つづら折りの急坂が延々と続く。ここは登山道ではなく、上に住んでいる人達の生活道なので、車やバイクがひっきりなしに行ったり来たり。そう、今まで御岳山を倦厭していた理由がこれなのです。御岳山は登山対象の山ではなく、神社がメイン。上には宿坊が沢山あり、集落もあって普通に人が住んでいる。ケーブルカーを使わないで登るにしても土の道はなくて全て舗装路。かといって普段着のままで良いか？というとそうでもない。完全に観光地なのだが、ある程度のアウトドア装備が無いと結構厳しかったりする。似たような作りの高尾山1号路よりも、標高差は100m以上御岳山の方がありますからねえ。
途中で無線を飛ばすと、時間差で同じルートを出発したOG原さんも既に登り始めているとのこと。くま夫妻とは別行動のようだ。そんなこんなで1時間ちょっとでビジターセンターに到着。そのまま神社を目指して歩き続ける。30分弱で神社に到着。目的は参拝ではなくあくまでも登山。御岳山山頂の証を探して境内内を散策すると、奥の方に石柱がありました。ふう、御岳山、登頂だぜ！登山口から1時間40分。高尾山の稲荷山ルートとほぼ同じコースタイムだが、なにせ舗装路しか歩いていないので全く登った気がしない。言うならば高台にある神社に参拝に来た感じ。
下を見るとOG原さんが階段を登ってくるのが見える。早いなあ、スタートは1時間以上自分の方が早いのに、もう追い付かれてしまった。合流してベンチで一休みしていると今度はくま夫妻が登ってきた。ここで御岳チームは4人が合流。本来はここからロックガーデンの方を周回しようと思っていたのだが、事前情報によるとかなり凍結しているとのこと。一応アイゼンは持参しているが何せ天気が良い。これはもう、早めに日の出山に移動してまったり時間を長く取ろうということで全員合意。
日の出山へはここから一旦下って登り返すのだが、下りも途中までは集落が点在していてずっと舗装路歩き。最低コルと思しき地点前後からようやく土の道となり、山に来た感がする。日の出山山頂には1時間弱で到着。お昼前だが山頂は既にかなりの人だかり。まあ天気良いですからね、風もなく暖かいし。四阿はしばらく空きそうに無かったので、ベンチをテーブルにして地べたに座り込み、山飯タイムのスタート。実は今回の山行、一番の目的は「山であんこう鍋を食う」だったのです。先日ガルパン繋がりで泊まりで大洗(ガルパンランド)に行ってきましてね、お土産で一人用のあんこう鍋セットを買ってきたのです。具材ごとにレトルトパックにわけられており、鍋に入れて加熱するだけという手軽さ。これはもう、山用に作られているのではないかと。ただ、やっぱりやるなら寒い時期だよね。一緒に日本酒も飲みたいじゃない？この時期の日の出山は風もなくさほど寒くもなく、眺めも良いしトイレも四阿もベンチもあるので、こういった企画では正に適地なわけです。
結果から言います。
・第一に深型コッヘルは失敗。見た目が美味しそうに見えない。やっぱり鍋は平型コッヘルかちゃんとした鍋を使うべし。
・あんこう本体はアラの部分ばっかりで、骨が多くて非常に食べづらい。コッヘルが深型なので、猶更食べづらい。
・しかしアラの部分メインのため、味は良い。特に〆の雑炊は予想通り絶品。米はアルファ米を使ったが、横着せずに生卵を持参したのは大正解。むしろこの雑炊こそがメインディッシュ。
・山飯として一食にするにはやや分量不足とふんだので、追加具材として豆腐とスライス餅を持参したが、これも正解だった。雑炊と合わせ、山飯一食として十分な量となった。
・気温高めの予報につき、熱燗を止めてワンカップ(常温)にしたのも正しかった。ただ、やっぱりビールも持ってくればよかったなあ。
まあそんな感じです。鍋の支度中に二俣尾からのくりさん夫妻含む4人チームと合流。食事後は自分以外の7人は一足先に下山を開始。次はつるつる温泉で合流することに。自分はのんびりと片付けをしたり、食後のコーヒーを淹れたり、日の出山山頂には2時間以上滞在してしまった。何せ今回の山行はこれが目的でしたからね、達成出来て満足満足！天気が良くてホント良かった。実は日の出山山行は今回を含む全3回とも、珍しく全て晴天に恵まれているんですね。やっぱり時期的なものなんだろうなあ。しかし今回は花粉がマジできつかった。ずっと杉林の中を歩いたからなあ。
14時前に山頂を撤収。今まで何でやらなかったんだろう、とふと思いついて、下りはラジオを聴きながら歩く。そうなのよ、無線機は当たり前だけど周波数を合わせれば普通にラジオが聞ける。機種の特性上、FMのみですが。それでも一人で黙々と歩く下山のお供としてラジオは良いですな！単独行の時は次回もやってみよう。ある程度の音量はクマよけにもなるみたいですし。
ノンストップで歩いてつるつる温泉には15時前に到着。ここからは下山⇒温泉⇒ビール！の無敵コンボ。これを楽しむために山に行っていると言っても過言で無いかも知れない。17時過ぎにはつるつる温泉を撤収してバスで武蔵五日市駅へ。自分は地元で所用があったため、二次会には行かずにここから帰路につく。
楽しかったんですが、運動量としては非常に物足りない。やっぱり登りが全て舗装路歩きだったのが原因かな？ただ、時間・距離・標高差、全てに於いていつものルートより一回りコンパクトになっているのは事実。そして動いている時間と休んでいる時間が大差ないという。次回(多分来年の同時期)行く時は、未踏の日向和田からの三室尾根ルートで登ってみたいと思います。
今年は今までの登山活動の総集編というか集大成、7月に表銀座の縦走と9月に劔岳が控えております。まさかのワンシーズンで槍と劔のツートップを踏破！年始からぬるい山行ばっかりだったので、そろそろちゃんとしたトレーニングになる山登りをしないとなあ。
■写真解説
�〆２鵑了街圓凌燭量榲�、「あんこう鍋」です。深型コッヘルは失敗でした。やっぱ鍋系は平型でないと！見栄えが全然美味しそうに見えないので、あえて食材の写真なのです。あんこう鍋は先日大洗にガルパン関係で泊まりで出かけた際にお土産で買ってきた一人用のセットです。素材ごとにレトルトになっており鍋に開けて加熱するだけ。あんこう本体とどぶ汁、白菜・ネギ・白滝・人参・エノキ・椎茸が入った野菜パック、味噌出汁の3パックで1セット。これに豆腐とスライス餅を持参して追加。あとは〆の雑炊用にアルファ米と生卵、刻み海苔、乾燥ネギを持参。酒は出羽桜の吟醸のワンカップをチョイスしました。
��日の出山の山頂からの1枚。
��つるつる温泉へ下山中の開けた場所からの1枚。
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