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2018年03月06日22:11

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R−1ぐらんぷり2018

まずは、濱田祐太郎さんおめでとう!!私もブロック投票と決勝戦では、濱田さんに入れました。いや、ズルイは!(笑)こうなると、“目くら”は完全なる武器となる。いつもは不自由かも知れないが、今回は、完全に“目くら”が素晴らしい武器になったんだ。勿論、目くらだって、つまんないネタならつまんないよ。ネタも面白いんだもん。

いやぁ〜、しかし、今回の決勝戦の人選は凄かった。だって、ハゲにデブに目くらだよ?凄くないか?ハンデ云々、コンプレックス云々、色々あるけど、「全てを笑いに変えちまえ!」だね。いや、やっぱり笑いって凄いや。

まず、いつも最初に書くのですが。
私は本来表現ものに点数を付けるのを好みません。何故なら、人の趣味・嗜好がかなりの割合で左右する表現モノに点数を付ける意味があるように私には思えないからです。
これも毎回書いてしまうのですが。カラヴァッジョ、モネ、ピカソ、ダ・ヴィンチ、ルノアール、ダリ。この画家が並んでいて「さぁ、どの絵が1番ですか?点数を付けなさい。」と言ってるようなものだと思うからです。
日本でランキングを付ければ、印象派人気が高い日本では、おそらくモネが1位です。でも、ヌードと血が出てる絵が好きで、バロック絵画が好きな私ならカラヴァッジョを1位にする。印象派が嫌いな私はモネを最下位にする。それだけのコトなんです。

だから、今回も、「俺はマツモトクラブが1番面白かった。」「私はおぐが好きだった。」「俺は霜降り明星のせいやのネタで1番笑った。」等、色々あって当たり前。なくちゃおかしい。でも、自分が好きな芸人が1位じゃなかったからって、どうか、他の芸人をディスらないで・・・といつもなら書くところだが…どう?今回の優勝者はディスりにくいだろう(笑)。曲がりなりにも障害者をディスるって、やりずれえんだろうな…と思ってしまう。もし、そうならば、この点でも、目くらは武器となるってコトですは、濱田氏!

まずは、濱田祐太郎氏。今回は盲目ネタでしたが、これで正解です!だって、このネタ“目見え”じゃ出来ねえもん。人とは違うネタが出来る。今回の場合は漫談だけど、それって凄い武器なんだ。もしかしたら、「盲目ネタ以外が観たかった。」って言ったりする人もいるかもだけど、個人的には、それはやらなくて良い。やるとしても、もっとこなれてからで良い。折角の武器だ。武器を磨いて行けばよい。
人は同情では笑わない。「可哀想」と言って笑わない。彼は障害を同情ではなく笑いの武器に仕立てたんだなぁ。
1本目は流石に緊張してるように見えたのですが、私は「緊張がとけて、本来の力が2本目で観られるかな?」と、ブロック投票で彼に入れました。結果、決勝戦良かったです。本人は「めっちゃ噛みましたよ?」と言ってたが(笑・確かに。でも、噛んでても落ち着いて見えた)。
「眼鏡なんて僕からしたら、2枚のガラスがついた棒ですからね。あれで見えるなんて信じられへん!」でめっちゃ笑った。華麗にするっと眼鏡野郎をディスってるのも良い。あと、盲人学校に黒板があるは確かにそうなんだよな(笑)。(実際は、会議やPTAの時使うからあるらしいんだケドね)でも、本人からしたら「いらねえよな。」だよな。あと、「祐太郎君、車の運転出来る?」で吃驚して2度見した…とか。細部が想像出来て面白い。
個人的にブロック決勝の時、目が見えない濱田氏に紺野ぶるまちゃんが丁寧に、でも楽しそうに解説していたのが良かったな。口の動きで「君が(視聴者投票)1位だよ。私、入ってないよ、嫌だ〜」って言ってたのが分かった。

おぐ氏。私は、ペイジワンで、おぐ氏のネタを観てるので、おそらく2本目が始まったら皆「あ!」てなるだろうな…と思った。このネタは2本でワンセット。でも、2本目のオジサンの方が若干ネタ内容が変わってた。私が観たヴァージョンは、お父さんは出てこなかった。
個人的に、JKが髪の毛が抜けて「犬かよ…。春先の犬みたい。」って言うのが切なくて好き。このおじさんとJK、映画の趣味も合うし、友達になれば良いのにね。

ゆりやんレトリィバァさん。個人的には、どっちのネタもピンとはこなかったんだケド、1本目は、小津安二郎の映画とか、その世界観だよね。でも喋り方は、黒柳徹子みたいって思ったけれど(^_^;)。2本目は「あるあるネタ」に分類されるんだと思う。その見せ方の妙だよね。ダンスが相変わらずキレッキレでこれは好き。

ルシファー吉岡氏。私が大好きな生姜のネタをやってくれて有難う!やっぱり面白い。でも、私が好きな「オマエにとって生姜は何と同じだ?…エロフィギュア?じゃあ、オマエは冷奴の上に、エロフィギュアを削ってかけているのか?」という台詞がなかったのは残念。時間の関係でカットしたんだと思うけど。
順位が後ろの方だったら、違った展開だったかも知れない。「女性のセクシー画像が入っていたら、今日も我が家は平和です」とか、こういう細かい台詞回しも好きなんだ。2本目は何だったんだろう?まさか、ショッチャじゃないよね?(笑)

カニササレアヤコさん 全部、笙を間違える人が東儀秀樹だったのがジワる。笑いのネタとしては前半は「分かんねえよ!」とこちら側がツッコミを入れる形態なのだけど、後半と前半のネタがちょっと分裂していたようにも見えたので、そこが滑らかだと良いなと、個人的には思った。

おいでやす小田氏 何でも分からないと電話で訊いちゃう人。あそこまでの人はいなくとも、これに近い人は実際いるのかも知れない。「赤が湯で青が水や!日本でそうじゃないところ、1か所でもあんのか!」と言っていたが、昔、赤だと開くで、青だと締まるという謎のトラップがかけられたトイレになら遭遇したコトがある(普通、逆だろ!)。
そして、何であの受付には彼しか人がいないのかも結構気になった。
気になるコトを言っておいて、「じゃあ変えます」と言ったら、「変えなくて良いです。」は実際でも、こういう人いる!(笑)

河邑ミクさん レンタル彼女のコント。演技上手いな。でも、ネタとしては結構見るタイプだったかも知れない。もう一捻り欲しかったかなぁ。ビジネスの顔から彼女の顔に変わるスピードの速さは凄かった。

チョコレートプラネット長田氏 私、好きだったな。元々チョコプラのネタが好きで、チョコプラのネタにも、良く分からないコトを言われて戸惑うネタってあったような気がするケド。私はBブロックでは、長田氏のネタが1番好きだった。
あのショルダーレバーはどうやると外れるようになっていたのだろう?勝手に外れていたワケではないよね?あと、3Dノーズって何だろう?いや、確かに3Dの鼻だったけれど。

霜降り明星せいや氏 私はちょっと苦手でした。「わけの分からないコト」を言うネタって言うのは分かるのだが、その分からなさが私には合わなかったのかも。あのベルは、前に観た時も勝手に鳴っていたなぁ(^_^;)。あと、「武田鉄矢」の発音が「たけえだ・てつや」に聴こえたんだケド、あれは単にせいや氏のくせかなぁ。何かネタなのかと思って観てたら、別にそれには触れてなかったしなぁ。

紺野ぶるまさん。酷い女に見えるかも知れないが、黙って二股かけるより「あなたはキープなの。もし、もっと上が来ない時の押さえなの。」って素直に言ってる彼女は、実は素直で良い女なのではないか?と思ってしまった。
「2軍のサッカー選手」とか、「フリーのシステムエンジニア」とか、絶妙なところをついてくるよな。でも、2軍だったら、フリーのシステムエンジニアの方が金は持ってそうだぞ!(単純に彼女は「旦那がサッカー選手」と自慢したいだけかも知れないが)
ぶるまさんは流石に、チンコ謎かけは、この時間には持ってこられないもんなぁ(^_^;)。私、好きだけどサ。

霜降り明星・粗品氏 ツッコみカルタ。上手いのですが、イマイチ引っかからなかったなぁ。私、霜降り明星の漫才はとても好きなんですよ。う〜ん。漫才のテンションで私が観たからいけなかったのか…。

マツモトクラブ氏 相変わらず演技が上手いマツクラ氏。おしかったなぁ。濱田氏と同じ組じゃなかったら残っていたかも。どうしても地味に見えてしまうんだケドね。最後の「カツカレー」の下りが好きだった。あれって、お母さんも本当はミュージシャン君のコトを認めてるし、お父さんと仲直りしたい合図だよね。

前述もしましたが、私は本来、表現ものに点数を付けるのは嫌いです。では、こういう番組の利点は何か?それは、芸人の本業であるネタをゴールデンタイムのしかも地上波で放送してくれるコト。ここで彼らの名前が知れて、彼らが思う芸人としての成功が掴めれば良い。私は、そう思っています。

R−1って何で、事務所名出してくれないんだろう?小さい事務所は、それが宣伝になって事務所ライブに人が来るんだケドね。

芸人はネタをやってる時が1番恰好良いんだよ。もし、機会があれば、生で芸人さんの舞台を観て下さい。芸人の本気が観られますので。

『R-1ぐらんぷり』濱田祐太郎が優勝 ほぼ盲目の漫談家が過去最多3795人の頂点に
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=5015632
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