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2018年03月04日06:39

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[趣味]「脱原発」への攻防 追いつめられる原子力村

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勝手に週刊連載TL「俺の本棚」、第115回。
今回はこれ。
先日購入して、ほぼ一気読みした小森敦司さんの『「脱原発」への攻防』。


東京電力と東芝という、「原子力村」の中心的存在だった2社が瀕死の重症を負っている現状の確認と、世界的な再生可能エネルギーへのシフトチェンジ。
それにも関わらず、いまだに原発に拘り、世界の潮流に逆行する日本と、それに気付かない多くの日本国民。

それなりには勉強していたつもりでも、まだまだ知らないことが多く、かなり勉強になります。
価格も税抜き840円とリーズナブル。


そして、この本を読み解くのに非常に有益だったのが、先日のミランダ・シュラースさんの講演。
何故ドイツではスムーズに脱原発へ舵を切れたのか、その立役者の一人の生の声は、実に良い刺激になりました。
遠く離れたドイツがフクシマを「我が事」として危機感を抱き、「倫理的な問題」として原発を語る。それに引き換え、当事国であるはずの日本の情けなさが際立ちますね。

自分の世代で後始末も出来んようなものを作りやがって、と子孫に恨まれるのは間違いないでしょう。

まぁ、「子孫が生存出来たら」の話ですが。
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