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2018年01月30日13:51

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雪や氷がなかなか溶けない理由…と対策

寒いし足元も危ないので出かける気が起きない。(-_-)
わんこも膝の上からどく気配がないし。

雪のあと日差しの温かい日も続いたから、そろそろ消えてくれてもいいと思うけど草木のない部分はまだ雪の消える気配はない。
樹木や背の高い草が生えているところは早々に雪が消え、雪の深いところでは幹の周りにぽっかりと穴のあいた状態になる。これを根開きなどと言い、春の季語となっている。
これがなぜ起きるのかと言えば、草木が太陽の熱を効率よく吸収するように進化してるためとか、風で揺れ動いて周りの雪を圧するからとか、植物自身や周辺の菌類などの生命活動によって自ら凍ってしまわないように化学反応をおこしているとかいろいろ理由はある。畑の白菜だって凍らないように頑張ってるのだ。

そうやって植物は対処ができてるんだが、人間の方は…特に慣れてない人間は…雪をあっちに置いたりこっちに置いたりする程度で効率が悪い。w
雪が降った後の日も昼間の気温は6度くらいまでは上昇したのだから、水は液体に戻っても良さそうではあるが実際にはそうはならない。
氷の溶ける温度は0度だ。物体に熱を加えると温度が上昇する。氷点下の温度の氷も熱を加えると温度が上昇する。そしてその温度が0度を超えると液体になる。ただし、0度になる直前に熱を加えても温度が上昇しなくなるタイミングがある。そしてある時突然に液体になる。
これは固体から液体になるという相転移のために食われているエネルギーだ。
潜熱とも言い、1グラム当たり333.5ジュール。この反応により吸熱がおきるから、周りは冷やされてしまう。
そういうワケで、一度は溶けて液体になった水が再び氷になってしまう場合も出てくる。
液体の水は伝熱性があるから、暖かい地中などの熱を運び溶けるのを助けるのだけど、理由はよく分からないが氷が溶融せずに昇華する場合があってこの場合、一気に熱が奪われるだけで他の部分に効果が及ばない。
バーナーなどの直火で熱しても雪があまり溶けないのはこれが原因かもしれない。

植物の行動を見て学ぶとすると、背が高く、熱伝導がいい材料で太陽の熱を吸収しやすいものを雪に突き刺しておくとそこから溶けるんでないか。
例えばほうきやデッキブラシなど、或はシャベルなどいろんなものを突き刺して上に暗色の帽子や手袋など…黒い袋でもいいが…をかぶせておけば…ちょっと屋上で試してみよう。w

■週間 寒さのトンネル続く 雪にも注意
(日本気象協会 - 01月30日 11:52)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=174&from=diary&id=4964786
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