鳥も虫までが食べないものを人が食する。 少し考えればわかること。

23年ほど前長野に住んで居た時の話
リンゴを実家などに送りたいため、智里農事組合法人と言う私の仕事先で知り合えたリンゴ農家に出向き、5箱注文した所リンゴ農家さんのおじさんが「贈答品だと思うけれど綺麗なほうかいそれとも味がいいほうかいと聞き」、はと！私が気が付き「味がいいほうです」と言うとおじさん「鳥が少し突いているけれど」といいます、再びそちらのほうをと言うと、リンゴを持ってきてその場で剥き私に食べさせてくれました、少しの酸味と甘みがミックスされて何とも言えない香りと共に何かの味などが口の中を広がっていくのを感じました。
リンゴを飲み込んだ私を見ておじさん「如何だい」とききます。
私が「美味しいです」と言うとおじさん「そうか」と言い「今君が選んだのは、私の家(リンゴ農家）や親戚に配るリンゴで農薬も化学肥料も使っていないリンゴだよ」と言いました。
さらに「少し虫や鳥が突くが、鳥や虫が食わぬ物を人様が食うこと自体不思議だ、農薬と化学肥料は、営業用商売用だよ綺麗で見かけが良く形がそろったものを消費者も選ぶし農協の指導も同じだからね」と言って、私におまけをつけてリンゴを渡してくれました。

あのリンゴ農家さん、「奇跡のリンゴ」の話が届いて居ればと思いました。

映画『奇跡のリンゴ』あらすじは？
実話をもとに映画化
http://kisekinoringo.com/