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2018年01月21日23:33

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カーボンナノチューブ?


 朝から掃除をして坐禅会の準備。
 その後車で移動、今日はギオルギ・バブアゼ先生のストリングセクション。3月4日の演奏会まで残り1か月余りとなっている。
 私はと言えば、何とか2楽章は譜面を読み終わり、次にさらう段階に入った。1楽章はまだ譜読みが心もとない。特に3divになるところ。現状、上中下の何処を弾くかは決まってない。決まってないと一応全部練習しておく、ということになるのだが、これは単純に三倍の量があるのと同じなので、通常の2divの場所と合わせて、1楽章は結構な量がある感じ。方や2楽章の方は譜読みが終わってしまうと構造も単純に見えてくる。12月に手を付けていた時には、永遠に弾けるようにならないのでは? とか思っていたが、そうでもなかった。でも難しかったのは事実で、さらえるようになったので、あとはテンポで弾くこと・合わせる事が課題。

 帰宅するとK大学のオケからメッセージが入っていて、こちらの演奏会の宣伝を受け入れてくれるとのこと。大変ありがたい対応である。学生さんたちは、今後社会に出ていくいわば人材のたまごというところだが、どこの大学オケも一生懸命練習していて舞台を作っていく。若いが故に音楽の解釈など、「そうなのかな?」と思うようなことはあるが、そこはご愛嬌だろう。彼らが社会人となったとき、また改め様々な交流があるはず。今のうち色々な関係を構築したい。

 さて、引用の記事
 総工費が本当に10兆円程度なら、原発事故が無かったら余裕でその予算ひねり出せていたのでは? そもそも、原子力の利用は、地球の断面積で制約されている太陽エネルギーの利用限界を考慮するなら「ある程度必要」というものだが、宇宙に広がってエネルギーを回収できるようになるのなら、太陽光と電気分解で生成する水素を二本の柱とするエネルギー政策は現実的な議論に乗るはず。

 現状では、宇宙空間に到達するのに「ロケットによる打ち上げ」しかなく、高コストであるが故、地球を周回する衛星の利用と言う形でしかペイできない事業である。国際宇宙ステーションは、時代を先取りしすぎたもので、今となっては予算的にもお荷物のような存在になっている。当初就航していたスペースシャトルは全廃、人を運ぶのにはやや心もとない状況が続いている。
 気球のようなもので衛星軌道まで到達できるのなら事情は異なるだろうが、現在の技術では、53km程度の高さが限界の様。低軌道の衛星でも地表から100kmの高度を飛んでいるから、まだまだロケットが主体としての時代は続くだろう。
 
 だけど、これから先、宇宙エレベーターが実現すれば、衛星の打ち上げコストは大きく下がる。夢のような話かもしれないが、現実味がないものでもない。
 記事にはカーボンナノチューブって書かれているけど、通常の炭素繊維では引っ張り強度が足りない? ってことなんだろうか。そうでもないように思うが、、、

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■宇宙エレベーターに挑む 総工費10兆円「理論上可能」
(朝日新聞デジタル - 01月21日 10:51)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4952130

 長さ30センチほどの鉄製の昇降機が、するするとケーブルを上っていく。その高さは約100メートル。2016年にドイツ・ミュンヘンであった実験は、壮大な構想への、ささやかな一歩を刻んだ。

 関係者が実験の先に見据えるのは「宇宙エレベーター」だ。上空10万キロに設けた宇宙ステーションと地上をケーブルでつなぎ、何両にも連なった昇降機で往来する。

 宇宙服は不要。誰でも宇宙ステーションに行き、星空観察や無重力サッカーを楽しめる。そこから月面まで小型宇宙船を飛ばせば、月の鉱物資源を発掘できる――。

 「現代のバベルの塔」。そう称される構想の実現に、日本大学理工学部(千葉県船橋市)の青木義男教授(60)=安全設計工学=が挑んでいる。

 「エレベーターで宇宙に行けるはずがない」。青木教授は最初、そう思った。ビルのエレベーターの安全管理や事故調査を研究していた08年のことだ。でも、米航空宇宙局(NASA)が技術競技会を開いていると知り、考えが変わった。「できないじゃなくて、挑戦してみよう」

 翌年、クライマーと呼ばれる昇降機を試作した。13年に富士山麓で行った実験では、地上1200メートルに到達した。

 次に挑むのが宇宙空間での実験だ。10立方センチの衛星を二つ放出し、衛星間にケーブルを渡す。その間をクライマーが行き来する。うまくいけば18年度中にも実施する。

 青木研究室には、夢の構想に魅せられた学生が集う。

 3年の小池魁舟(かいしゅう)さん(20)もその一人。高校時代に宇宙エレベーターの存在を知り、日大へ。「未知の宇宙へ、自分の開発したエレベーターで行きたい」と目を輝かせる。

 民間企業も触発された。ゼネコン大手・大林組は11年、東京スカイツリーに続く「究極のタワー」を造るための研究開発チームを立ち上げ、翌年、「50年までに宇宙エレベーターの運用を始める」と打ち出した。総工費は10兆円、監修するのは青木教授だ。チームの石川洋二幹事(62)は「理論上、実現は可能です」と断言した。

 ただ、ケーブルに使う次世代素材「カーボンナノチューブ」を長く伸ばす技術がないなど、課題が山積みだ。それでも、青木教授は「宇宙と地球の距離を縮めたい。日帰りで宇宙観光ができる時代を引き寄せたい」と話す。
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