1月15日は、巣鴨にある模型店「さかつうギャラリー」で開催されている「石川宜明 作品展」を見に行ってきました。
スタジオジブリが制作してきたアニメ映画をモチーフにしたNゲージの小型レイアウトで有名な、石川宜明さんの作品展です。
店内に入ると、コンパクトにまとめられた作品の数々がずらりと並んでいました♪
「となりのトトロ」風レイアウト、
映画の様々な場面が詰め込まれています。トトロと猫バスは、キーホルダーのマスコットを使用しているとの事です。
「魔女の宅急便」風レイアウト、色使いがとても鮮やかですね。
たくさん配置された人形や小物類などからは、街のにぎわいや活気が感じられます。
「天空の城ラピュタ」風レイアウト、かなりの高低差がつけられています。
一見すると車両は走らないジオラマだと思われるかもしれませんが、実はトンネルに入ると崖の裏側を通って周回できる様になっているのです。
「風立ちぬ」風レイアウト、こちらは4作品に渡る連作となっています。
その1、映画では冒頭になるシーンを中心にして作られている様です。
その2、関東大震災が起こった後の場面ですね。
併用軌道の敷石は1枚1枚貼りつけて作られていて、建物もすべて自作したそうです。人形の数は256体もいて、お値段にすると2万円くらいにもなるとの事ですよ!?他のイベントで拝見した時に聞いたのですが、その人形たちに荷物を背負わせる改造も大変だったと言っていました・・・
その3、主人公の勤め先となった名古屋のシーンが各所に再現されています。
その4、通称「めがね橋」としても有名な、信越本線旧線の碓氷第三橋梁です。
この作品も橋だけのジオラマの様に見えて、やはりトンネルで山の中を周回できるのです。
「ジブリ風」作品は以上で、以前に他のイベントで「コクリコ坂から」風レイアウトを見た事がありますが、残念ながら今回は展示されていませんでした。
これらの超小型レイアウトは今回の作品展用に制作されたという事で、販売もされていました。ちなみに「ジブリ風」作品の方は展示のみで、販売はしていません・・・「ジブリ」風と謳って商売をしてしまうと、色々と問題が出てくる可能性もあるとかw
他にもこういった小型レイアウトや、
車両も販売されていました。ボタン電池による電源搭載型なので、レイアウトやジオラマに組み込む際には給電を考えなくても走らせられるのが良いですね。
ベースにディスプレイ用のターンテーブルを内蔵して、車両を動かしている小型レイアウトもありました。これらも、他の鉄道模型イベントなどでもお馴染みの作品です。
そしてこちらが、
石川宜明さんと、ミニチュア作家のバンビーニさんによるコラボ作品です。
車両と線路を石川さんが提供していて、アンティーク風な置き時計のケースを使って、
内側にスチームパンク風の世界が作られていました。一般的な鉄道模型レイアウトとは違った雰囲気の、インテリアとしても通用する様な作品ですね。私もスチームパンク風なジオラマを作ってみたいと思った事があって、製作者のバンビーニさんが会場にいらしたので、色々と質問をしてお話を聞かせてもらえました♪
という訳で、石川宜明さんの作品展でした!石川さんの作品は他のイベントなどでも見ていますが、やはりこのお店は落ち着いて近くで鑑賞できますね。小さなスペースへの情景や物語の凝縮感がとても面白くて楽しい作品ばかりなので、小型レイアウト好きとしては今後とも期待していましょう。
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