三世代で田舎暮らしをしている家族を紹介してる番組でのお話。
お料理上手なおばさんがお味噌汁を作っている場面。
「お味噌は赤みそ、よくよく煮込むのよ」
大鍋いっぱいのお味噌汁がグツグツ煮立っています。
取材スタッフが
「煮過ぎじゃないですか」
「いやいや、よーく煮込まないと味噌の匂いが抜けんから」
(えッ、その味噌の匂い、香りが良いのじゃない?)
と思いました。
若い時から
「お味噌を入れたらすぐ火を止める」
と習ってきたからです。
しかし、「よーく煮込む」というのも、きっと「理由」があるのでしょう。
田舎の日常では、味噌汁の中に具を沢山入れ、大きな丼ぶりにたっぷり盛って、これを主菜にすることも多かったでしょう。
であれば、お味噌の香りは淡い方が良かったのかもしれません。
何事も
「これはこうすべき」
と決めつけないで
「これとは違う場合も考えてみよう」
がいいですね。
ログインしてコメントを確認・投稿する