昔、亡くなった母の自宅でのお通夜の時、遠くから来た兄弟姉妹と親類が十数人、その家に泊まることになりました。
私は焦りました。
全員の分の布団があるかしら?
あったのです。
押し入れに整然と積まれてありました。
母は亡くなる数年前にはもう体調が悪かったのに、、、。
そうか、一家の主婦は、いつ何時、お客が何人も泊まることになっても、
”その時主婦は少しも慌てず”
泊めることが出来るように準備しておかなければならないのだわ。
「布団が無いので、、、」
なんてことがあっては”主婦の恥”なんだ。
と、肝に銘じました。
が、やっぱり十数人分なんてとても無理。
せいぜい4人〜5人分くらいだなあ。
今は、家でのお通夜はあまり無いし、ホテルもあるし、簡単です。
しかしあの時、普段なかなか揃わない一族が、ワイワイガヤガヤと寝たのも一生の楽しい思い出になっています。
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