３日目の朝、出発前に台北山水閣ホテルの周辺を散策すると、小学生の朝の登校風景に遭遇しました。校名は中山国小。台湾で位が一番の建国の父孫文の号を名前にしています。有名校なんでしょうか。
校門前には次から次へとバイクが停まり、子供をサッと降ろしサッと立ち去ります。毎朝の行事のせいか流れ作業の様にスムース。でもヘルメットのまま一緒に降りて校門迄の僅か５ｍに手を引く親も。
またバイクの前後に子供２人を乗せたり、車で送迎する親もいます。ただ降車にはバイクに路肩を塞がれて走行車線上に一時停車することになり、流れがストップ。でも後続車は大人しく従っています。
５分ほどの間、子供だけでの登校は双子姉妹だけでした。校門前には学校関係者が立哨していて、周囲に目を光らせ、横断歩道ではPTAと思しき母親達が、黄色い旗で安全確保。日本と同じ光景ですね。
２〜３０年前は未だ社会情勢が不安定で、子供誘拐事件が勃発して始まったよう。日本人学校でも親が登下校に付き添う時代もありました。ただ日本のように子供だけの集団登下校が無いのは国民性か。
バイクは今も市内交通の主力。信号が青になると一斉のダッシュとなり壮観です。狭いスペースで乗降に駐車も可能。３人乗り４人乗りも見かけます。車や地下鉄が増えても直ぐには減らないようです。
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