モーツアルト全集　II

先日購入したBrilliantのモーツアルト全集（http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1964388698&owner_id=5691043）・・・・（予想通り？）集中して聴くと言うより、ちらほら気が向いたものから聴き始めている、と言う程度だけれど、演奏は玉石混合・・・と言うか、初めて聴く演奏家も何だか音大の学生演奏みたいに感じるものもあるが、思っていたより好きな演奏もあって、少なくとも嫌な演奏は余り無い様に思う。中には、フリーメーソン関係の音楽集としてはペーター・マーク（指揮）ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団なんていう、1960年代の（私にとっては）名盤も含まれていて、全集のために音源をアチラコチラから掻き集めてくれた”恩恵”もあるようで楽しめる。

この全集は”廉価盤”なので当然解説書なんていうのはもとより収録曲目表記の冊子も付いていない。しかし、この全集のHMVのHP（http://www.hmv.co.jp/artist_モーツァルト（1756-1791）_000000000018888/item_モーツァルト全集（１７０ＣＤ）_5880652）に、全CDの（簡略）収録曲目リストがある。交響曲などについては”Disk1〜11　交響曲全集”と言うように簡略表示しかないが、ジャンルに纏め難い個別の曲に関しては概ねディスクごとに曲名、ケッへル番号、演奏家名が記載されている。それで、正月の時間を利用して、このリスト中の交響曲、ピアノソナタ、ヴァイオリンソナタなど”全集”と一括りにされているディスクについては、個別の曲目表示に修正して、一応全ディスク別の個別収録曲目冊子を作った。各ディスクのトラック・リストはディスクのジャケット裏に記載されているものを見なくてはならないけれど、全集全体を俯瞰するのには寧ろこの冊子で十分でもあり見易くもある。とくにPCと併用すれば、ケッヘル番号から曲の在り処を簡便に検索できるのは極めて便利だと思う。

・・・・・と、こんな日記を書きながら、今聴いている音楽はこの全集とは関係の無いクレンペラー/フィルハルモニア管の「魔笛」だったりするので（歌手陣が”超超”豪華で改めて感心・・・）、この全集を一体何時になったら聴き終えるンだろーかとも思う。ここら辺が”全集”の難しいところではあるけれど、取りあえず”資料”としては十分に役に立ちそうでもあるので不満はない・・・・ということで満足ではある。