わたくし、自慢じゃありませんけど47歳までは東北地方各地転勤してまして、
その土地のいわゆる「地域中核病院」勤務でした。
当然、地元中小病院から救急車搬送を受け入れる立場でしたが、
やっぱりウチじゃ手に負えない、もっと大きなとこに搬送しなきゃ、ということも
何度も経験しました。
患者の状態が悪いから搬送するんで、医者がいっしょに救急車に乗ります。
で、めあての病院に到着します。
救急隊は患者を引き渡したら帰るんですが、医者が同乗してきたときは
医者どうしの引継ぎが終わるまで待っていてくれます。
そして救急車に戻ってさあ帰ろう、となったときに、
どこの土地の救急隊であっても
必ず飲み物を渡してくれました。
コーヒーとかジュースとか炭酸とか数種類、
いかにも今目の前にある自販機で買いました、という温かさ、冷たさのもんを
「先生、選んでください、どれがいいですか」ってまず自分の好みを聞いてくれて。
救急搬送ってけっこうへとへとになるものです。
まず搬送するまでの手順が大慌ての大急ぎで、トイレに行くのが精いっぱい。
飲み物のことなんかまったく考えられないけど、
そりゃ人は喉が渇けば死ぬこともあるし、
脱水状態は思考能力を奪いますので、救急隊員含め医療従事者には命取りです。
自分の身体、自分の健康を守ってこそ他人の病気の世話ができるんでね。
運転手は飲みながら運転できないので急いで飲んで救急車出発。
残りの人間はゆっくり飲みながらちょこっとおしゃべりします。
「今月は大学病院搬送多いですねー」「中毒症が増える時期なもんですみません」
「いいえ仕事です、酔っ払いのけが人も冬は増えますよ」
などと。
話している間にも無線がどんどん入って、
いったん搬送を終えた方々は一度は消防署に戻る決まりですけど、
「ああこれは、戻ってもすぐに仕事に出るのだな」とわかってしまうような会話で。
搬送を終えたあと、気分転換かねた水分補給で自販機で飲み物買って飲む。
当然のことじゃないですか?
水も飲まない休憩もとらない救急隊なんかありえません。
搬送途中で救急車を止めてビール買ったわけじゃあるまいし、
日本全国の救急隊がやっていることを
なんで大阪でだけクレームがつくんだろ。
大阪の人って水飲まないで生きているの?
じゃあ他の人がなんで水分とるのかわからないかもしれないけど。
■「救急隊員が自販機で飲み物購入していた」という市民クレームにネット震撼 「勤務中でもお茶くらい飲むだろ」
(キャリコネ - 01月04日 16:51)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=4930559
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